都市大停電、電柱損壊は台風の風速だけでは測れない飛来物の影響があり、長期化は多用化による別管轄調整対応によるもの。

台風15号で倒れた電柱

2019年10月6日午前3時、日本のはるか南東海上にあった熱帯低気圧が発達し、台風19号となりました。

土曜日(12日)以降の進路予想はまだ出てないのですが、北から北東方向へ転向し、本州付近へ接近してくる計算も多く、最悪は3連休の間に、列島の広い範囲で、大雨や暴風など、大荒れの天気に見舞われるおそれがあります。

2019年10月7日、台風19号の動き予想

出典:Yahoo! 天気・災害

台風19号は今年の台風で一番大きい台風と目されてますので今のうちに台風15号で起こった大停電の二の舞を避けるために、この大停電とその長期化の原因を検証しておかないといけません。

2019年10月1日の「クローズアップ現代+」で”大規模停電のリスクにどう備えるか~検証・台風15号~”で徹底検証されていた内容を紹介します。

<Sponserd Link>



台風15号による大規模停電、長期化はなぜ起こったのか?

電柱損壊の大きな原因の一つとして、飛来物

国の基準では電柱は10分間の平均で風速40mまで耐えられるように定められています。

しかし、実際の台風15号の千葉県の観測所での最大風速は千葉市で35.1mが最大で基準値内だったのにもかかわらず、1000本を超す電柱が損壊してしまったのです。

その原因の一つは飛来物が被害を大きくしていたということ。

飛来物は各自で各世帯で管理しておかなくてはならないものもあります。

自動車などの車体カバーなどでも電柱にひっかると電柱に風速以上の負荷をかけるのです。住民が飛来物を出さないようにすることも大切なことです。

しかし、全てを飛来させないようにするのは難しいですよね。実際。

<Sponserd Link>


完全復旧への障壁は

一つ電柱被害に対して管轄が別なものがあるため

電柱の修復に関して

倒木と土砂崩れが合わさって電柱ごと倒された場合、まず道路を直さないと電柱の復旧もできないので、市や県など道路管理者の協力をあおぐ必要があるのです。

電柱にはNTTの電話回線、インターネット用の光ケーブルもありますので、電柱1本を修復するにも東京電力だけではすぐに対処できないこともあったのです。

電源車の配備に関して

南房総市は東京電力に電源車を中原病院に手配申請しませんでした。

病院ではエアコンを動かせない中で熱中症の危険性が問題として発生していました。

市の職員は、病院はで非常用の自家発電機で3日間は大丈夫ということで認識していたため、中原病院は最低限の治療を続けられるということの判断で、発電機のなかった市内の避難所を優先して電源車を要請したのです。

東京電力や国は自治体にリエゾンという連絡係の職員を派遣し、リエゾンが自治体から集めた情報を東京電力に伝え、最終的に東京電力が電源車を配備する優先順位を決めたということです。

中原病院が東京電力に電源車を要請した翌日に、市が当初要請した近く避難所では電源車が設置されてました。しかし、その避難所は携帯電話の充電する避難者ぐらいしかいなかったということ。

東京電力としては少ない情報で正確な判断をするためにリエゾンからの現場の情報が甘かったのではということ。

災害時、市区町村の調整を行うべき県は、東京電力と電源車の配置の明確な取り決めは元々されてなかったということ。

県の職員は、東京電力と契約は各施設なので、東京電力は電気を届ける義務があると。

しかし、ほとんどの市町村の職員は国の職員が来るまで電力車を自ら要請することができるということを知らなかったということは県からの周知が足りなかったということは認めてました。

今回のことで、各市町村の職員は電源車を要請できることをわかってくれたと、わかってなければ、わかっている住民が声をあげる必要があるということです。

<Sponserd Link>


隠れ停電

東京電力からは停電解消が公表されたのですが、その3日後にかかわらず、停電が解消されていない世帯が多く残ってたのです。

電線には高圧線、低圧線、引き込み線があり、東京電力がモニタリングシステムで把握できるのは高圧線のみなので、住民からの連絡を頼りに、実際に現地に行って、電柱にのぼって調べてみないと各世帯の停電の現地はわからないということ。

今後、同じような被害が発生した時に、そのままにして待ってしまう住民のケースもあり得ます。今のところは、この構造と仕組みを住民自身がわかっていないといけないということです。

<Sponserd Link>



最後に

災害発生が増えてきている中で、防災意識の基礎をきちんと勉強しておかないと、判断に迷い、後悔することも出てくると思います。

そのためには、停電と一言、北海道胆振東部地震でのブラックアウトの大停電と今回の台風での大停電は停電発生メカニズムが違うことも知っておかなければならないと思います。

以前「胆振東部地震での道内全域の大停電(日本初ブラックアウト)時の映像、検索から困ること、備えすべきものが見える!」の記事をアップしておりますので、合わせて読んでみてください。

株の売買、会社経営などでリスク回避などよく言いますが、一番必要なリスク回避は災害時の諸々の備えだと思います。

<Sponserd Link>



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK