謝罪で相手の怒りの全て抑えるわけではない。科学的根拠を基にした謝罪法を知っておこう!

「ろんぶ~ん」猫を抱いた淳さん

2019年3月21日(木)NHK Eテレ「ろんぶ~ん」は悲しいことに最終回でした。

テーマは”謝罪”。

謝罪によって怒りがどのように影響を受けるのかということについて実験に基づいた科学的根拠を示されており、非常に腑に落ちる論文が紹介されていました。

まずは怒った時の脳の反応と抑え方を下記動画で見てみて頂き、その後、論文の内容をご一読ください。

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謝罪は怒りのどの側面に有効か?

侮辱コメントによる怒り喚起実験

体の反応調査

学生48名に”飲酒年齢の引き下げについて意見を聞き、その意見を別の人が評価する”実験ということで参加してもらいましたが、実は返ってくる評価にはある仕掛けが施されていました。

その48人全員に「大学生の人が作成した文章とは思えませんでした。作者の人には頑張って大学で勉強してほしいです。」とディスリコメントが返ってきます。

しかし、半分の24名には文章の最後に「こんなコメントをしてすみません」と謝罪あり群、残りの24人には「コメントは以上です」と謝罪なし群に分けて、ある測定をしました。

測定内容

出典:NHK

それは、ディスリコメントを読んだ時の、体の反応として脳波、心拍数、皮脂電気反応(汗)の測定を行い、謝罪あり群と謝罪なし群どのような反応の違いが表れるのかを調べました。

謝罪ありの場合となしの場合の反応

出典:NHK

それぞれの、測定結果は下記の通りです。

脳波は謝罪なしの場合、左脳、右脳がアンバランス(怒ってる状態)ですが、謝罪ありの場合はバランスが均衡となりました。

心拍数は謝罪なしの場合、急上昇(怒ってる状態)ですが、謝罪ありの場合は緩やかな上昇とやや怒りが抑えられてる状態になりました。

しかし、皮脂電気反応(汗)は差がなく、両方とも上昇してしまいました。つまり、謝罪があってもなくても怒ってるという状態なのです。

この結果より、謝罪が怒りのすべてを抑えるわけでないと結論付けになったのです。

心の反応調査

攻撃性(人やモノに危害を加えようとする感情)と不快感(嫌な気持になり不愉快になる感情)を測る心理テストを行い数値化。

謝罪ありの場合となしの場合の心の反応

出典:NHK

心の反応を分析した結果、謝罪は攻撃性を抑制する効果があることを示しましたが、不快感はどちらも上昇し、反応に差がないことから謝罪の効果がみられないことがわかったのです。

謝罪が有効と無効な側面の結論

謝罪が有効なのは怒りの攻撃性であって、不快感には効果がないということがわかったのです。

謝罪の有効と無効な側面

出典:NHK

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最後に

不快感に効果がある謝罪があり、3つの要素を含ませた方がいいということなんです。

それは、責任承認、悔恨、補償・解決策だそうです。

不快感に効果がある謝罪の3つの要素

出典:NHK

論文を書いた川合先生が3つの要素を含んだ効果のある謝罪と絶対してはいけない謝罪を実演してくれてますので、ぜひ次の動画をみてください。

今回の放送のテーマ”謝罪”は誰しも納得の内容だったと今までで一番記事に残したくなりました。

淳さんがおっしゃてたように、「物の考え方が増えた」と思うすごく為になる番組で大好きでした。

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CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK