桜が外来昆虫で枯死!近い将来、花見ができなくなる!?今のところ対策に決定打が…

ソメイヨシノ

2019年3月20日、本日の東京の最高気温は21℃、明日の秋分の日、祝日は20℃と、ポカポカ陽気予想。明日には東京・靖国神社の桜が開花すると予想されてます。

靖国神社の桜

日本の古来の花見は和歌に詠われたヤマザクラでしたが、今ではソメイヨシノがほとんどです。

ソメイヨシノ、接ぎ木による栽培で増えてきて、全てクローンなのです。クローンということはどの木も遺伝子が同じなので、特に気温で一斉に咲いて、一斉に散るのです。

クローンの弱点として、1つの病虫害が一気に大流行しかねない怖さもありますが、それ以上にソメイヨシノにとっておそろしい外来昆虫が。

その外来昆虫が繁殖していって、桜の木を食い荒らすことで、近い将来にはなくなって花見どころではなくなるかもしれません。

その昆虫とは?

どうすれば桜の木を守れるの?
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花見の危機を回避しよう

外来昆虫クビアカツヤカミキリとは

クビアカツヤカミキリ

原産地は中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム北部などで、成虫の体長は、約2.5から4センチ。全体的に光沢のある黒色で胸部(首部)が赤いのが特徴です。

幼虫が生木の内部を摂食し、樹木内で2から3年かけて成長、さなぎとなり、日本での発生地では6月中旬から8月上旬ころに成虫となって樹木の外にでてくるのです。

メスは繁殖力が強く一匹が100~300もの卵を幹や主枝の樹皮の割れ目に産んで、8から9日後にふ化します。

幼虫が生木の内部を摂食する際、フラス(木くず)を排出、そうやって樹木を衰弱させます。

フラス

フラス(木くず)

サクラ、セイヨウスモモ、ウメ、モモ、カキ、オリーブ、ザクロ、コナラ、ヤナギなどに寄生します。

実際ソメイヨシノは近年、外来種のクビアカツヤカミキリによる被害が拡大。幼虫が幹の内部を食い荒らし突然、枯れてしまいます。

原産地の中国などから貨物に紛れて侵入したとみられ、環境省は2018年1月、特定外来生物に指定しました。

クビアカツヤカミキリ、各地の被害・確認状況

クビアカツヤカミキリは、2012年(平成24年)に愛知県の桜で日本国内で初めて発見され、翌年には埼玉県で見つかり、2015年には群馬県、東京都、大阪府、徳島県で、さらに2016年には栃木県で全国各地に次々と分布を拡大し、街路樹や果樹園で被害がでています。

東京都では、平成27年7月に福生市で発生の情報があり、平成28年6月に福生市、あきる野市でフラスが確認されてます。

埼玉県では、2013年(平成25年)草加市と八潮市で、クビアカツヤカミキリによるサクラの被害が初めて確認されてます。
その後、2014年(平成26年)八潮市で新たな被害が確認され、2017年(平成29年)越谷市、羽生市、行田市、熊谷市、深谷市および加須市で同種の侵入・被害が確認されました。

群馬県内では2015年(平成平成27年)7月館林市において発生が確認されています。
また、群馬県は、平成30年度のクビアカツヤカマキリによる被害状況を適切に把握するため、同県内の7市町村において調査を実施しました。調査結果は、被害箇所数255箇所、被害本数1,510本(前年度は682本)で、平成29年度と比較すると、被害本数の増加と被害地域の拡大が確認されてます。

2015年(平成27年)徳島県内では調査の結果,板野町と鳴門市大麻町において,モモ130樹(全864樹)、スモモ1樹(全1樹)、ウメ7樹(318樹)、サクラ43期(1,796樹)で被害が確認されました。

栃木県内では、2016年(平成28年)7月に足利市で初めて発見され、2017年(平成29年)6月下旬に佐野市及び足利市のモモ・スモモで被害が初めて確認されて以降、県南部で発見が相次いでいます。

大阪市では、2018年(平成30年)6月27日、市が管理する都市公園で初めて、クビアカツヤカミキリが発見されました。大阪府下においても、これまで大阪狭山市、堺市、富田林市、羽曳野市、河内長野市、河南町において発見されています。

今のところ関東での確認が多いようですが愛知県から東西に生息地を広げている感じに見受けられますね。

クビアカツヤカミキリに対する自治体の現対策

成虫を捕殺することや樹木からでてきた成虫が他の樹木に拡散しないように、網を巻くなどの対策や幼虫 フラスが発生し、クビアカツヤカミキリが侵入したと思われる穴に薬剤を注入して殺虫する対策です。

現在、ほとんどの自治体からは住民に、まん延防止のため、成虫を確認した場合は捕殺、フラスを発見した場合は羽化した成虫が分散しないようネット等で樹を覆うことをお願いしていますが、予算を使ってクビアカツヤカミキリを探し出すし、駆除するには至ってないのが現状です。

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最後に

しかも、クビアカツヤカミキリの天敵となる生き物はいないそうです。

ということは、このままだと桜の木はなくなり、花見はできなくなるでしょう。

今、わたしたちができることはフラスを見つけた場合は自治体指定の対策所に連絡することだけです。

環境省からの対策所連絡先などが提示されてますので見つけたら連絡お願いします。kubiakatsuyakamikiri cutlery measures from Ministry of the Environment

ちょうど花見のシーズンだからこそ、花見をしている多くの人が桜の木にクビアカツヤカミキリの痕跡がないか気にしてみることは大きな対策のひとつと思いますので。

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CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK