水の生物、史上最大BEST5!  NHK地球ドラマチック「史上最大!動物図鑑~水の世界~」より

メガロドンのアゴ

2018年8月11日(土)、NHKで地球ドラマチック「史上最大!動物図鑑~水の世界~」の放送がありました。

既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、史上最大でもあり、今もこの時代に生きている動物です。陸よりも海の方が浮力があるので、巨大具合がハンパないのです。

ということで、わたしたちは地球上でもっとも大きいBEST1生物を直接見ることも可能なんです。ロマンがありますよね。

では、ご紹介します。
<Sponserd Link>



水の世界での史上最大の生物ベスト5

5位:ペラゴルニス

2700万年前、地球上の海の上は巨大な鳥に支配されていました。

滑空中のペラゴルニス

出典:NHK

アメリカサウスカロライナ州で初めて発見されました。2010年にチャールストン博物館の収蔵庫で研究されずに放置されていた化石を見つけたのです。史上最大のペラゴルニスです。

ペラゴルニス頭の化石

出典:NHK

この鳥の前後の長さは1.8mありました。

ベラゴルニスと人の比較

出典:NHK

翼を広げた時の長さは7.3m。アホウドリが片方の翼に収まってしまいます。

ベラゴルニスとアホウドリの比較

出典:NHK

骨格の特徴はどれもこの鳥が空を飛んでいたことを示しています。

現代の鳥と同様、骨の内部は空洞になっていて非常に薄い作りだったのです。厚さは1mm程度。7mの翼を持ちながら、体重はせいぜい22Kgと人間の大人の3分の1程度しかなかったと推測されtます。

しかし、人間の肩甲骨にあたる骨が非常に小さいため、翼を力強く羽ばたかせることは無理なのです。

ペラゴルニスはハンググライダーと同じように風に乗ることで空を飛べました。しかも、ペラゴルニスはハンググライダーの4倍遠くまで滑空できたと考えられます。地球上のもっとも滑空できた動物だったでことでしょう。

アホウドリは木隆の速度の違いをうまく利用して長時間空中にとどまることができます。”ダイナミック ソアリング”という飛行法です。

波のすぐ上に吹いてる風は上空の風よりゆっくりと吹きます。沖合いでは特にそうです。

そうした鳥は上空から急降下し海面ギリギリのところで急上昇します。急上昇によって勢いがつくため、さらに高く上昇し、より速い気流に乗ります。こうして、弧を描くように飛ぶことで海面付近の獲物を広範囲にわたって素早く捕えることができるのです。

ペラゴルニスの下降・上昇飛行

出典:NHK

確かに、こうやって飛行すると羽ばたくなくてすみますね。

4位:ティタノボア

コロンビアのセレホン炭鉱、大きな採掘で恐竜が絶滅したあとの時代の森が化石の状態でみつかりました。

その中でワニの椎骨と思っていた化石が6000万年前の史上最大のヘビであるティタノボアであることが発見されました。

左がティタノボア、右が5m級のアナコンダの椎骨

出典:NHK

上記画像の左がティタノボアの椎骨、右が5m級のアナコンダの椎骨です。

ティタノボアの椎骨から太さを推定

出典:NHK

椎骨と肋骨と組み合わせるとティタノボアの太さが推測できます。

ティタノボアは身体の幅が76cm

ティタノボアと人の比較

出典:NHK

体重は1トンを超え、現在生息する最大のヘビの4倍です。

ティタノボアと人とアナコンダの比較

出典:NHK

全長は13.7m、アメリカのスクールバスに匹敵します。

ティタノボアとバスの比較

出典:NHK

ティタノボアは巨大きすぎて、地上では生きられず、ほとんどの時間を水中ですごしていたと考えられます。

現代の大型のヘビと同じで獲物を絞めて圧迫殺した後、丸のみにしました。

ワニサイズもです。

凄すぎます!!!

3位:プリオサウルス

巨大なカメとワニが合体したような怪物プリオサウルスは1億年前の海を支配していました。

2003年、新たな証拠がイギリスドーセット州ジェラシックコーストで発見されました。

最も完全なプリサウルスの頭の骨でした。

最も完全なプリオサウルスの頭の化石

出典:NHK

ヒレだけで2.7mあり、

プリオサウルスと人の比較

出典:NHK

全長は13.7m

プリオサウルスと船の比較

出典:NHK

体重はおよそ50トン、小型自動車の44倍に匹敵します。

プリオサウルスと車の比較

出典:NHK

現存する動物で最もかむ力が強いのはイリエワニで、その力は1.8トン。しかし、プリオサウルスのかむ力はその10倍。まさに、海のティラノサウルスでした。

プリオサウルス、アゴの骨と歯

出典:NHK

プリオサウルスは待ち伏せ型の捕食者で、ワニのように突然襲い掛かりました。しかし、全長14mもある巨大動物がどうやって動きの速い獲物に追いつき、捕えたのでしょうか?

その疑問を解くカギはボートほどもある4つのヒレにあります。

プリオサウルスのヒレは水中で最高時速30Kmで泳ぐペンギンのヒレと近いのです。

ペンギンの泳ぎ

出典:NHK

ペンギンは左右2つのヒレを上げる時と下げる時の両方で前への推進力を得られます。プリオサウルスは前後左右で巨大なヒレが4つもありました。

プリオサウルスが獲物を捕らえた瞬間

出典:NHK

こういった証拠から海における最速かつ最大の捕食者であったことを示すしています。

2位:メガロドン

1600万年前から300年前は地球最大のサメ「メガロドン(=大きな歯)」の天下でした。

パナマのセメント原料の採掘場で新しい手掛かりがみつかりました。メガロドンの歯です。しかし、赤ん坊や子どもの小さい歯でした。そのことは、ここがかつてメガロドンの繁殖地だったということを示してるのです。

赤ん坊の歯でさえ現在のホオジロザメと同じサイズだったのです。メガロドンの大きさは驚異的です。

ただし、メガトロンの大きさは全てはの大きさを基に推定されたものです。大きさに限らずメガロドンについての知識はほとんどが歯を手掛かりにして解明されてきました。
メガロドンの骨格は軟骨でできていて、死後、分解されてしまい、後には残らないからです。

頭部だけでも最大2.1mあり、人一人を簡単に飲みこめます。

メガロドンと人の比較1

出典:NHK

メガロドンと人の比較2

出典:NHK

体重はおよそ100トン、平均的なホオジロザメの100倍はあります。

メガロドンとホオジロザメの比較

出典:NHK

全長は18.3m。

メガロドンとトレーラーの比較

出典:NHK

アゴには最大250本の歯が何列かに分かれて並び、歯の縁はステーキナイフのようにギザギザです。獲物がメガロドンにどんな目に遭ったかの証拠が残されています。

イルカの尾の椎骨(ついこつ)の両側に深い溝ができてます。メガロドンに噛み切られたとしか考えられません。

イルカの椎骨にメガロドンの歯跡

出典:NHK イルカの尾の椎骨(ついこつ)の片側のキズ

メガロドンのかむ力はいったいどのくらい凄い?

現存するホオジロザメのデータとの比較で計算してみました。最大級のホオジロザメの口の奥でかむ力が1800Kg超で、実存したと考えられる史上最大のメガロドンの18,500Kg超でした。

数字だけだとわかりづらいので、実験を行いました。

牛の骨を一発で砕ききる破壊力

出典:NHK

事故で潰れた車から中から人を救助するために、車を切り開く道具を使った実験です。その道具はメガロドンのアゴと同じぐらいの力を発揮します。

車を砕く破壊力

出典:NHK

牛の骨なら一瞬に砕き切り、車も、この道具ではメガロドンのアゴの一部分ななので時間がかかりましたが、メガロドンのアゴだと車もあっという間に砕き切ったでしょう。

あっという間に車を・・・、怖すぎます・・・

1位:シロナガスクジラ

1位は史上最大の動物でもあり、今もこの時代に生きています。

2500万年にわたり、地球上の海を泳いできた巨大動物シロナガスクジラです。

尾びれだけ見ても人間が90人乗れるほどです。

シロナガスクジラと人の比較

出典:NHK

200トンという体重はアフリカ象の30倍。

シロナガスクジラと像の比較

出典:NHK

30メートルを超える全長は旅客機とほぼ同じです。

シロナガスクジラと旅客機の比較

出典:NHK

これほどの身体で生きていけるのは生息環境が水中だからです。

主な食料はオキアミという小さな甲殻類です。何万匹の群れを狙って一気に食べているのです。

小さな動物を食料にすることは理にかなってます。想像を絶する量を得ることができ、多くのたんぱく質を摂取できるからです。

シロナガスクジラは食道がとても細い一方、口はとてつもなく大きく、一度に220トンもの水を含むことができるのです。口いっぱいに含むと体重は2倍以上になり、奇妙な動作が始まります。

水を口に含んだシロナガスクジラ

出典:NHK

流れ込む水によって巨大な舌がへその方まで押し込まれます。伸縮性に富んだ舌は口の内側いっぱいに広がり、水とオキアミを入れた袋のようになります。次に舌をピストンのように前方に押し出すと上アゴについてるヒゲを通して、水だけが排出されオキアミが残ります。

この動作には莫大なエネルギーが必要です。シロナガスクジラの1日のカロリー消費量は最大で300万キロカロリー。ハンバーガー1万個に当たります。

エネルギーが足りなくなると、呼吸や血液循環、体温調節などが困難になります。

そのために毎日1000Kg程度のオキアミを食べているはずですが、どうやってみつけてるのでしょうか?

これまでは、シロナガスクジラがまっすぐに泳ぎ、手当たり次第オキアミを食べてると思われていたのですが、最近の調査後、一旦深くまで潜り、回転しながら上昇するという複雑な動きを繰り返していることがわかりました。映像から獲物を捕らえる直前にですした。

クジラの目は横にあるので、前が見えないのです。目の前の獲物を見るためには身体を半回転させる必要があります。そうして、一度に食べる量を増やし、狩りで消費するエネルギーを節約していた事実がわかりました。

わたしも手当たり次第と思ってました。初めて、知りました。
<Sponserd Link>



最後に

2018年8月5日、神奈川県鎌倉市の由比ケ浜に漂着した体長10メートルあまりのクジラの死骸は地球最大の動物で絶滅危惧種のシロナガスクジラの子供だったそうです。

目立った外傷がないことと、検視は行わないため、死因はわかりませんが、2016年にドイツのワッデン海国立公園にマッコウクジラが大量のプラゴミや自動車部品が胃の中にあったようなことでなければ、いいのですが。

といえども、国内初というので、今後頻繁に打ち上げられないことを願います。

<Sponserd Link>


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK