関東の味は関西よりも濃いのは知ってるけど、なぜ、いつから濃いの?

お刺身

2018年8月24日の「チコちゃんに叱られる!」で”なぜ関東の味は関西よりも濃い?”という問題がありました。

チコちゃんが「じゃあね、岡村」「この中で、こどもの頃からおいしいものを食べてきたグルメな大人なってだーれ?」という質問に岡村が「一茂さん」と長嶋一茂さんを指さしたので、この質問は一茂さんが答えることに。

一茂さん、勝手な見解を言うと断って「関西の方が素材がいいのね」「素材の味を生かすのが関西風で、東京が濃くするのは・・・、東京センスがよくない」「食の」といつもの一茂さんにと違い少ししどろもどろ。
「いいの?そんなこと言って」というチコちゃんに、「大丈夫、だってそうだもん」って、子どもみたいな一茂さん。

でも、クイズとしての答えは「なんでだろうね?」「酒飲むやつが多い、関係ないな」「それは関西でも一緒だな」と。チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱られました。

実は、わたしも知りませんでしたので、正解をご紹介します。
<Sponserd Link>



徳川家康のせいというか、おかげ

「関東の味が濃いのは徳川家康のせい」とチコちゃん

出典:NHK

隠れたきっかけは豊臣秀吉が

江戸時代以前の日本の中心は京都・大阪などの関西。京都は昆布をはじめとするだし文化が古くから発達。素材そのものの旨みとだしで楽しむのが基本。

薄味文化が定着していた関西に対して、濃い味関東にしたのは、江戸の街を早く整備するために家康が考え出した知恵なのです。

家康が江戸に移ることになったのは、時の権力者であった豊臣秀吉の意向でした。秀吉は家康がもともともっていた三河国の代わりに関東一円の領地を与えます。
家康が関東に入って目にしたのは、未開発の湿地帯、ボロボロの江戸城でした。

秀吉は新しく国づくりを行わせることで、家康の財力を削ぐ狙いがあったのではと言われています。

家康の江戸づくりで

しかし、家康は早速江戸の街づくりに尽力します。江戸城の作り直しのため石垣に使う巨大な石を運び、重いものを運ぶために大勢で山を削って、川を作るなど、史上まれにみる大工事でした。
全て人の力だけで行なうため、全国から大勢の労働者たちが江戸へと集まってきたと言われています。

その頃の主食である玄米を労働者は1人1日1升(ごはん茶碗18杯分)も食べてたそうです。その玄米をよりおいしく食べさせ労働力をアップさせるのに必要だったのはごはんが進むおかずでした。
さらに、真夏でも働き続ける労働者は大量の汗をかくので塩分不足になりますので、塩分補充が必要です。

そこで味の濃いおかず、小魚やエビなどを塩やしょう油などで煮詰めたつくだ煮、江戸の郊外でよくとれた大根の塩漬けが誕生しました。

つくだ煮と大根の塩漬け

出典:NHK

こうして塩分補給と食欲増進のために味の濃いおかずが、江戸の一般的な家庭の日常食になり、高い労働力を保つことが出来たのです。

そのおかげもあって、人口わずか6万だった江戸が100年以上たったころには100万都市へと成長したのです。

江戸

出典:NHK

街の成長とともに精米技術も進歩し、江戸の町民たちは主食が玄米から白米を、食べられるようになりました。

江戸前寿司も

白米とともに江戸の町民をとりこにしたのが、江戸前の海でとれる新鮮な魚の刺身だったのです。

人口が増えた江戸では、家庭から流れ出た生活排水によって海の養分が急激に増え、魚のえさとなるプランクトンも急激に増え、栄養と脂を蓄えた、おいしい魚が増えたことで大流行しました。

また、その刺身をおいしく食べるため(刺身の生臭さを消すために)に濃い口しょう油が誕生し、大人気となりました。

その後、新鮮でおいしい魚と白米、そして濃い口しょうゆの組み合わせは、やがて江戸前ずしを生み出したのです。

江戸前寿司を生み出した魚・白米・濃い口しょうゆ

出典:NHK

<Sponserd Link>



最後に

こうして、関西の薄味に対し関東には濃い味文化が定着したのです。その後代々と味を受け継いで今も、ということです。

関西風うどん・関東風うどん

出典:NHK

いや~、毎週せごどんをみて、明治維新までの大きな歴史事件などを楽しみにしてますが、こういった民衆生活の歴史の大切さを感じました。

チコちゃん、教えてくれて、ありがとうございますm(_ _)m
<Sponserd Link>


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK