国土交通省、AIで橋やトンネル点検を計画 そのほかには

橋の崩壊

わたしは前職で組込み系ハード、アプリの開発に携わるソリューション提案を行っておりました。

提案先の会社より「自治体では近年の河川災害激甚化と河川施設老朽化問題に頭を悩ませてる」「堤防や河道の維持管理をこれまで以上に着実に行っていかなければいけないが、人手が不足しており、作業がおいつかない」という話をききました。

依頼内容はドローンにより河川を空撮し、動画を参考に優先して対策を施す箇所を割り出したいが、映像だけでは河川のどの位置かを把握しづらいということで、ドローンの位置情報と向きをMap上にのせ、録画映像と並べてみれるようにするソフト開発ができないかとのこと。
ただし、映像を確認するのはやはり人とのことでした。

それでも、河川を視て廻るより作業時間の削減につながるとのことでした。

しかし、自治体にはそのための予算が全くと言っていいほどないという状態で、なかなか先にすすまないのが現状でした。

先日、国土交通省がAIの開発をすすめるという記事をみましたので、そのほかの国交省のAIを利用した実証計画などをご紹介します。

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国土交通省はほかにもAI利用計画があります

橋、トンネル点検のAI活用計画

国土交通省は来年度から、道路にかかる橋やトンネルなどインフラ点検で土木技術者を支援する人工知能(AI)の開発をはじめる。
高度経済成長期以降に整備されたインフラの多くは老朽化が進むが、維持管理する自治体は人で不足に直面している。作業を支援するロボット開発も目指し、作業の効率化で負担減を図る。

計画によると、インフラの点検作業をするドローンやロボットが異常を自動でみつけて撮影、AIが写真を基に修復が必要な地点を選別する。今年度(2018年度)予算は7,100万円を計上しており、これまでに撮影された膨大な写真や技術者による修復の判断基準をデータ化し、研究者の協力を得てAIに学習させる。

国交省によると、2016年末現在、全国の道路には約72万の橋がかかり、約1万本のトンネルがある。2017年末時点で築年数がわかる40万橋のうち老朽化の目安となる築50年以上の橋は23%だったが、33年3月には3倍近い61%に達する。築50年以上ノトンネルも19%から41%に倍増する見込み。
一方、道路管理者のうち市町村の土木部門の職員数は2013年4月時点で9万1500人となり、ピークの1996年に比べ3万人減少している。担当職員は5人以下が多く、兼務のケースもあるという。義務化から3年経過した2017年3月末までに、市区町村管理のトンネル2254本のうち点検が終わったのは557本しかない。

引用:毎日新聞「AIインフラ点検に活用 負担減、効率化狙う 国交省開発へ」より

橋梁点検

橋の点検様子

上記は最近の橋梁調査点検の様子です。これでは少人数でしか点検できません。
わたしでも莫大な作業時間がかかることは容易に想像できてしまいます。

 AIターミナルの実証事業

2018年度政府予算案で、荷役機械の遠隔操作推進などと合わせて計5億1千万円を計上し、阪神(神戸・大阪港)と京浜の国際コンテナ戦略港湾を対象に実証実験がおこなわれます。

数万個に上るコンテナの動かし方や、曜日ごとに異なる貨物の種類のパターンなどをAIに学習させ、積み込み作業を効率化やIoT(モノのインターネット)を活用した運搬車両の識別機能と連動させて積み荷の時間短縮が見込まれてます。

相乗りタクシー、AI配車 2月実証

2月、事前に登録したモニターの約千人を対象に名古屋市東部六区内で相乗りタクシーの実証実験がおこなわれます。

成立すれば、一人で乗る場合よりも遠回りになるが、相乗り区間は料金が折半となり、全体では最短距離を走った場合と比べて最大で4割ほど安くなる可能性があります。
割安な料金で気軽にタクシーを利用してもらい、客層を広げるのが狙い。相乗りタクシーの実証実験は、東京以外では初です。

AIを活用した観光渋滞対策

鎌倉市でICT・AIなどの技術を活用し、警察や観光部局とも連携しながら、エリアプライシングを含む交通需要制御などのエリア観光渋滞対策の実証実験が行われます。
エリアプライシング(area pricing)とは、特定地域内を走行する 車に対して課金すること。お金を徴収されることを嫌うドライバーが特定地域内での運転 を避けることによる、渋滞の緩和を目的とした制度のことです。

AIを利用した自動運転で高齢者の移動手段を確保

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最後に

AIがわたしたちの生活に不可欠な時代になってきました。

AIを利用することで、国内の雇用が減ってくると危惧する一方で、さらなる利便性や安全性を譲ることはできないわたしたち。

世界的AIの流れは日本だけで止めることは不可。
それでは、雇用を生み出すために日本は何をすべきなんでしょう。

わたしはリカレント教育の徹底を国に希望します。仕事をするためのリカレント教育だけではなく、高齢者が利便性や安全性を感じながら生活していく為に必要不可欠なことになりつつあると思います。

この記事を最後まで読んでいただいた方は、Monoistの2017年8月のインフラ老朽化の点検作業時間をAIで10分の1に短縮という記事も楽しめると思います。

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CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK