沖縄県敗訴!名護市には交付金再開、2017・18で30億円。米軍基地の辺野古移転はとめられない。

辺野古

本日、2018年3月13日、那覇地裁は沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、無許可での岩礁破砕は違法として、県が国を相手に破砕を伴う工事の差し止めを求めた訴えを却下しました。

2018年2月4日に名護市長選で現職稲嶺市長が敗北、自民党・公明党が支援する渡具知氏が次市長になり、安倍首相は基地問題については「市民の皆さまのご理解をいただきながら、最高裁の判決に従って進めていきたい。」と記者団に話した数日後、2月8日、政府は在日米軍再編交付金の支給を再開、2017、18年度分として計約30億円を交付する方針を固めました。

既に防衛省は辺野古の護岸工事を強行しており、埋め立て開始へ着々と進めておりましたが、今回の判決で政府は移設工事を計画通り進める意向を強めました。

さすがに辺野古移転を止めるのは厳しい状況と思います。特に関係する3市の状況を踏まえると、そう言わざるを得ません。
<Sponserd Link>



沖縄県の2市と鹿児島県の1市の現状

沖縄県宜野湾市

2年前の2016年1月、宜野湾市長選で自民党・公明党が推薦した現職だった佐喜眞氏が当選しております。宜野湾市長選では佐喜眞氏普天間の県外移設を訴えてましたが、2017年2月に「日米両政府は辺野古が唯一としている。わたしが市民の生命・財産を預かる市長である以上、辺野古移転を否定できない」と辺野古移転を容認する意向を示してます。

佐喜真宜野湾市長、辺野古移転容認記事

沖縄県名護市

2018年3月12日の琉球新聞には本日の裁判の結果を注視し、総合的に判断すると答弁してますが、県が国を相手に破砕を伴う工事の差し止めを求めた訴えを却下しましたので、そういうことでしょう。

初の答弁に立った渡具知市長は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「唯一の課題ではない。市長として、なすべきことは他にもある」として、基地の整理縮小を求めると同時に、保育料無料化などの「公約を実現する」と強調した。

その上で13日に判決が出る岩礁破砕訴訟について「国と県の裁判の行方を注視する。この裁判が、辺野古移設是非に当たるか当たらないかも、総合的に判断していくことになる」と答弁した。

引用:琉球新聞より

 

鹿児島県西之表市

鹿児島県・馬毛島(西之表市)への米軍艦載機の陸上空母離着陸訓練(FCLP)移転計画への反対運動を展開してきた地元組織「米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会」が解散してます。

関係者が今の現状を踏まえて反対運動の必要性を感じなくなったのではないでしょうか。

西之表市街地から約12キロメートル先の海上に浮かぶ馬毛島については、米軍空母艦載機離着陸訓練施設(FCLP)の移転候補地となっています。
平成23年6月21日、日米両政府が日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開催し共同文書を発表しましたが、その中で在日米軍再編の一環として馬毛島が米軍の空母艦載機離発着訓練の恒久的な施設の候補として明記されました。
このことから、平成19年4月に「米軍空母艦載機離着陸訓練施設馬毛島問題対策協議会(現:米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会)」(以下、「協議会」という。)を設置し本問題へ対応してまいりましたが、中種子町及び南種子町の離脱により、本問題の主地域である種子島の関係自治体のほとんどが離脱した状態での本協議会の存続が極めて困難であり解散が妥当であるとの見解から、平成30年2月16日に本協議会を解散いたしました。

引用:西之表市ホームページ行政情報より

<Sponserd Link>



 最後に

2013年12月、当時の仲井真前沖縄県知事は宜野湾市にある米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ移設するために、政府が提出していた埋め立て申請を承認ましたが、2014年名護市長選で辺野古移設反対の稲嶺氏が移設推進の自民党推薦候補を破り再選と2014年11月沖縄県知事選で新基地建設阻止を掲げた翁長雄志氏が辺野古推進の仲井真氏を破り当選。

しばらく反対勢力が強かったのですが、県外の候補の話も進まない一方県民は日々生活してますので・・・

仲井真前沖縄県知事が承認して5年経つ今年の11月(2018年11月)に「オール沖縄」勢力と与党の天王山、沖縄県知事選挙が予定されてますが、4~5年かけて勢力図が塗り替えられており、米軍基地の辺野古移転はもうとめられないのではないかと感じてます。

2018年6月7日更新

沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、政府は8月中旬にも埋め立て区域への土砂投入に踏み切り、本格的な埋め立て工事に着手する方針を固めた。

政府は県条例に基づき、週内にも着手時期を県に通知する。埋め立て区域への土砂投入は初めてで、2022年度以降の完了を目指す移設計画は大きな節目を迎える。

引用:読売新聞より

11月の県知事選挙時に内閣支持率がどうなってるかもありますが、それまではこの流れはとめられないですね。

本日、安倍首相が日米首脳会談でワシントンに訪問してますが、このタイミングでの辺野古の件の公表はちょっとした手土産のつもりですかね?

沖縄県米軍提供施設・区域の概要

出典:沖縄県ホームページ

 

<Sponserd Link>


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK