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日本近海の海底にねむる資源、現状は?

深海

2013年クローズアップ現代(NHK)、2016年サイエンスZERO(NHK)をみて、
単純に「すごい!日本が資源大国に」とうれしかったんですが、
一方、「採算の問題があるから、商業化には時間がかかるんだろう」とも思ってました。

わたしは子・孫たちが苦しまないためのひとつとして海底資源の商業化を願っております。
今年、2017年、少し進展がありましたので
そのことをおおくの方にも知っていただきたいと思い、
日本近海になんの資源がどのくらいの量がありそうなのかも一緒にまとめてみました。

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日本近海の海底資源の種類と推計量

日本周辺の海底鉱物分布

メタンハイグレード「燃える氷」

日本近海にはメタンハイグレードが約12兆6000億m3が推計されており、
民間企業の試算値では海底熱水鉱床ベースで120兆円とされてます。
(12兆6000億m3は日本国内の天然ガス消費量の100年分に相当)

2017年5月、メタンハイドレートから、メタンガスのとりだしに成功したと、
経産省・資源エネルギー庁より発表があり、2018年に商業化への初期段階の技術的整備が開始されます。
また、資源エネルギー庁は2023年から2027年の間に、民間企業主導の商業化プロジェクト開始を
視野に入れてます。

海底熱水鉱床

海底熱水鉱床は伊豆、小笠原、沖縄などの海域で200カ所にわたって分布し、
亜鉛、鉛、銅、金、銀のほかにレアアース「希少鉱物資源」などを豊富に含みます。
日本近海の海底熱水鉱床は7・5億tと推計されてます。
民間企業の試算値では海底熱水鉱床ベースで80兆円とされてます。

2017年9月に沖縄県近海(伊是名海穴)でおこなっていた鉱石回収の実証試験に
日本が世界ではじめて成功したという記事をみました。
今回の成功により世耕経産相が
「日本近海では現在でも鉱種によっては国内の年間消費量を上回る鉱物が
見こまれている。世界6位の排他的経済水域(EEZ)のひろさを
生かした国産資源の開発をすすめ、わが国の鉱物資源の安定供給体制のさらなる
強化を主導したい」とおっしゃったそうです。
今後の進展を期待しましょう。

レアアース用途は?

レアアース(用途)があまりピンとこないと思いますので、一覧にしてみました。

【補足】ベースメタル(鉄や銅、亜鉛、鉛、アルミニウムなど)、
貴金属(金、銀、白金プラチナやパラジウムなど)以外の金属をレアメタルといいますが、
そのなかの17元素のことをレアアースといい重希土類(偏在性が高く、調達リスクが高い)と
軽希土類(比較的世界の広い地域に分布してるので調達しやすい)にわけられてます。

コバルト・リッチ・クラスト

マンガン、コバルト、ニッケル、白金などを含むコバルト・リッチ・クラストは
日本近海には24億tあると推計されてます。
民間企業の試算値では鉱床ベースで100兆円とされてます。

2017年5月、海洋研究開発機構などは、レアメタル(希少金属)を多く含む
海底岩石「コバルトリッチクラスト」が広範囲に分布しているのを、
房総半島から約350キロの日本の排他的経済水域(EEZ)で発見したと発表した。
2016年、すでに南鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)でも見つかっていますが、
房総半島沖350キロということはアクセスしやすいので、今後の調査の進展に
期待が持てます。

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最後に

民間企業の試算値では鉱物資源が300兆円相当の価値があるとされているのにはおどろきです。
週刊エコノミストでゲノム編集は2025年で1兆円市場になるということを記事にしてますが、
その300倍です。
ちなみに、参考までに2017年5月の日本の国債と借入金が1,071兆円ですが。ヒドイ・・・||||(・・、)
2017年、転換の年となってくれるとうれしいです。

 

 

 

 

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CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK