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「北斗の拳」ケンシロウのもとは原哲夫が原作で、近未来でなく現代の高校生だった

ケンシロウとラオウ

2018年11月20日(火)21時、NHK BS「アナザーストーリーズ」で”「北斗の拳」がヒットするまでの道のり!”では、マンガ家原哲夫さん、原作者武論尊さん、編集者堀江信彦さんの運命的な出会いと誕生の裏にあるすさまじい格闘がなければ、壮大な世界観が生まれなかったということを中心に放送されてました。

 

ナビゲーター松嶋菜々子さん

出典:NHK

漫画「北斗の拳」が連載されたのはわずか5年(1983年9月13日~1988年)足らずでしたが、累計発行部数は海外も含め1億部以上、アニメ、小説、ゲームなど、さまざまな展開がされるほどの大ヒット作となりました。

しかし、最初は武論尊さんが原作ではない原哲夫さん原作の「北斗の拳」があったのです。

まずは、原さんが「北斗の拳」を誕生させるまでのアナザーストーリ一つ目の視点に合わせてご紹介します。
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原さんと堀江さんの二人三脚

高校生の原哲夫さん、堀江さんと出会う

当時、人間の影の部分を表現しようとしていた暗い劇画作品を持ち込んでいたのです。

原哲夫さんが高校生時代に持ち込んでた作品

出典:NHK

4畳半の部屋で好きなマンガを描いて暮らしていければいいというくらいのネガティブな、絶望的な感じで作品を描いていた。

絵は抜群に上手かったが物語を作るのは苦手で、雑誌にはなかなか掲載されなかったのです。

原哲夫さんが高校生時代に描いていた絵

出典:NHK

高校卒業を間近に控えた原さんは、その頃新人発掘に力を入れ、多くの人気作品を生み出していた少年ジャンプ編集部をわらをもつかむ思いで訪ねました。

1980年頃の週間少年ジャンプ

出典:NHK

その時に対応してくれた方が堀江さんでした。

堀江さんは描き込みの多い原さんのマンガの才能を育てれば、これまでにない新しいマンガが作れるかもしれないと感じたそうです。

原さんをすごく気に入ってくれて、アシスタントの仕事を紹介や面倒をみてくれたのです。

北斗の拳、連載開始

3年という長い年月、紆余曲折しながら、原さんはブルースリーと松田優作に憧れていたので二人の要素を入れた主人公で中国拳法のマンガを描きたいと堀江さんを説得します。

ブルースリー銅像
松田優作

出典:ミドルエッジ

 

1983年4月「北斗の拳」の元となる短編マンガを生み出すこととなります。

主人公は現代に生きる高校生霞拳四郎、姿三四郎のイメージで名付け、必殺技は北斗神拳。

短編マンガ「北斗の拳」

出典:NHK

読み切りとして月刊誌の巻末にひっそりと掲載されたのですが、読者の人気アンケート投票で1位を獲得。

ケンシロウの源

出典:NHK

巻末の作品が1位を獲ることはまずないので、このマンガの天下がくるなと、堀江さんの一つ上の先輩で当時「キャプテン翼」を担当していた中村さんも感じたくらいにすごかったそうです。

ちなみに、この読み切りには後の「北斗の拳」につながる様々な要素がありました。

「あんた、もう死んでるよ」のセリフが。

ラスト近くのセリフ

出典:NHK

 

そして、1983年9月、「北斗の拳」の新連載が週間少年ジャンプではじまったのです。

「北斗の拳」の連載開始

出典:NHK

舞台設定や主人公の年齢を読み切りから変更、荒廃した近未来の世界を彷徨うひとりの男の物語としてはじまりました。

「北斗の拳」のはじまり

出典:NHK

物語を作る原作者を別にたて、原さんには絵作りに集中してもらうことで開始しました。

武論尊さんです。

この続きの物語や名セリフの話は武論尊さんのアナザーストーリの二つ目の視点で別の記事で紹介させていただきます。

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最後に

当時、アシスタントをしていた青木さんは目の当たりにした原さんのすさまじいまでのこだわりを話してくれてました。

モブキャラでも実際の原稿用紙では外側まで(下記画像の指のところあたり)描いていたと。

絶対使われないとわかってていても、絵の勢いを殺したくないという感じだったそうです。

「原稿用紙は連載のページの外側まで描いていた」と。

出典:NHK

しかし、毎週20ページを描き続ける週刊誌の連載は予想以上に過酷なものだったそうで、この連載で原さんは身体がボロボロに。地獄だったと。

現在では右目の視力がほとんどないそうです。右側の奥歯を食いしばって描きすぎたとご本人は言ってました。

(左)漫画家の原 哲夫さん、(右)編集の堀江さん

出典:NHK

堀江さんは原さんの手綱をゆるめるといけないと思って、仕事に対しては敢えて厳しめに接したそうです。

しかし、堀江さん、原作をイメージさせる演技などでサポートは続けてくれたそうです。

原さんはとても感謝しており、現在でもお二人の関係は変わらないそうです。

どちらかが死ぬまでマンガを描き続けると。

 「北斗の拳」の義を地で生きるお二人に感動しました。

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CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK
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