わたしは数年前まで考えることが自分、自分の頭を成長させるものだと考えて生きてきました。
できる限りいい方向に向かわせたい気持ちから、常に仲間、お客様、上司、家族の考えてることや気持ちを常に自分頭の中で想像し、考え、自分の許容範囲内で相手に合わせることを続けて来ました。
しかし、今は多様化した情報が溢れていて、その情報がすぐに手にいれられることが可能です。
人の考えてること、気持ち、善悪の基準が物凄い速さで流動していきます。
そういった社会で生きていくわたしも流されていることを感じてます。
バランス感覚がおかしくなりかけてることが多々あります。
大人さえバランス感覚がいつ崩れてしまうかもしれない世の中で、こどもにストレスに強くなりなさいという訓練教育だといつ気持が破裂するかもしれないのではないかという怖さを感じていました。
その対策のひとつとして「マインドフルネス」をご紹介いたします。
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目次
マインドフルネス(瞑想)で親がストレス軽減し、子育てにいい影響を

マインドフルネス(瞑想)でイライラ軽減するしくみ
イライラは過去や未来に意識が向き、雑念にのみこまれることから起こります。
車のアイドリングみたいな脳の状態をデフォルトモードネットワークと言います。
デフォルトモードネットワークに脳の中で様々な雑念が浮かび、それがストレスを生み出します。
日常生活の半分ぐらいが目の前のこと以外を考えて雑念に取り込まれている状態になっています。
たとえ、その雑念が楽しいことであってもぐるぐる考えてるとあまり幸福感を感じないそうです。
マインドフルネスは、「今この瞬間」に意識を向け、雑念から離れることができます。
その手がかりになるのが、「呼吸」
呼吸に意識を向ければ、自然と「今」に戻ることができます。
今、自分はいろいろ考えてると気づくことで雑念から解放されるということです。
マインドフルネス(瞑想)で脳に改善効果が!?
マインドフルネスをすると脳のdlPFCが活動し、デフォルトモードネットワークが上手くコントロールでき、ストレスに効果的に対処し、次第にストレスを感じにくくなります。
2004年に高年齢者でも脳の可塑性が見込まれることが認められてるが、マインドネスフルでストレスにむしばまれた海馬が回復することがみえてきました。脳の構造を変化させることが研究結果でわかっています。
マイドフルネス(瞑想)のやり方
①呼吸に注意を向ける 最初は集中を少し練習し、
息が入ってくる体の感覚を感じるようにして、お腹や胸が膨らんできます。
「膨らみ、膨らみ、」と心の中で唱える感じ。出ていくときは「縮み、縮み、」と唱える。
大事なことは呼吸をコントロールしないこと。
深い呼吸がしたいときは深く、浅い呼吸をしたいときは浅く、体に任せて追いかけていく感じ。
単調なので、しばらく続けていると大体何か雑念が浮かんできます。
②雑念に気付き呼吸を促す
はっと、気付く。
今、雑念が浮かんできて考えつづけてしまった。
「雑念、雑念、戻ります。」と自分に声をかることはしないで、その辺りに漂わせておくようにして、消えていくのを見届けます。
③注意を広げていく(パノラマ的な注意)
色んなものを同時に感じる。
体の全体の感覚を感じ取りながら、例えば、足の裏が床についてる感じや周りの音や空気動いている感じ。
雑念自体がでてこなくなってきますが、雑念がでてきても、
雑念が出てきたなと思いながらも、雑念にとりこまれないように「膨らみ、膨らみ、」「縮み、縮み、」・・・
④最後はまぶたの裏に注意を向けてゆっくりと目をあける。
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最後に
過去、わたしは医者でもないのにエンジニア、プログラマーでうつ病と診断された同じ会社の方を安心させて、仕事に向き合わせることで、職場復帰、徐々に実力発揮させることができてました。
その分、わたし自身で請負すぎて、ストレスをかけすぎて、本来の自分を取り戻せてない状態(特にイライラ)で子育てをしていたことを反省し、マインドフルネスをやり始めました。
やり始めて約3か月、本来の自分を取り戻した状態での子育てをすることで、妻の大変さも共有できてきて、ますます自分自身だけでなく家族のストレスが確実に軽減している感じがあります。
この記事を最後まで読んで下さった方、入浴中などに1日10分程度でいいので、やってみませんか。
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