2020年10月7日(水)NHK Eテレ「又吉直樹のヘウレーカ!」は”富士山はなぜ美しいのか?”でしたが、火山学者で京都大学大学院教授の鎌田浩毅さんはいつとは言えないけど、100%噴火するべくマグマがスタンバイしているということなのです。

出典:NHK
東日本大震災の影響でマグマだまりの天井にヒビがはいったと考えられるということなのです。
そう、首都圏に住むわたしたちは地震の備えとともに富士山の噴火への備えも重要なこと、何を対策しておけばいいのかを、鎌田先生が教えてくれました。
<Sponserd Link>
目次
富士山噴火のトリガーは次の大地震⁉
富士山が噴火する可能性はある?
富士山のマグマだまりは地下20Kmにあり、そこのちょっと上の方で地震が起きた
マグマだまりの天井にヒビが入ったと思ってる

出典:NHK
富士山のマグマだまりには1991年に噴火した雲仙・普賢岳が4年半かけて噴き出したマグマの3倍の量が溜めこまれています。
東日本大震災によってそのマグマだまりの上側がもろくなっています。

出典:NHK
次に起こる大地震が噴火のトリガーとなる可能性が高いと言われてます。
<Sponserd Link>
富士山噴火が起こるとどうなるか?
富士山噴火が起こった時のシミュレーションがあります。

出典:NHK
小御岳からの噴火みたいです。

出典:NHK
溶岩が流れています。

出典:NHK
溶岩が街に流れていきます。

出典:NHK
新幹線の三島駅の北口に1万年前の溶岩があるんです。ここまでたどり着いてるんです。
新東名、東名高速、新幹線、海まで溶岩が流れるので、東西間の大動脈が分断されるんです。

出典:NHK
火山灰が降ってきて、電気系統がショート、漏電して電気が止まり、ライフラインが止まることになります。
火山灰は東京でも5cmくらいは積もる可能性があります。300万年前の江戸時代もちょうど5cm積もったのです。
大量に振ってくると水にも溶けないので甚大な被害が予想されています。

出典:NHK
火山灰の雲が2時間から3時間で東京に到達します。

出典:NHK
空港・鉄道が停止し、車も動かなくなります。

出典:NHK
富士山が噴火すると偏西風で首都圏の方に火山灰が降るのです。
<Sponserd Link>
火山灰が降ってきた時の対策

出典:NHK
まず、火山灰はガラスのかけらなので目、鼻、喉に入れないことが大事です。
目に入ると角膜を傷つけたり、吸い込むとぜんそくや気管支炎を起こすことがあります。

出典:NHK
専用のゴーグルと防塵マスクし、

出典:NHK
それから、家の外、玄関に入る前に、はたいて取れやすい素材のナイロン製の帽子とレインコートで。

出典:NHK
火山灰を自宅に入れないように、窓やドアの隙間を目張りすること。

出典:NHK
火山灰は水で流すと上下水道が詰まるので火山灰は袋詰めにして捨てること。
鎌田先生によると富士山の噴火は2~3週間から1ヶ月前に噴火の予測ができるが、今から少しずつ準備をしておけば慌てずに対応ができるのでいいということです。
<Sponserd Link>
最後に
鎌田先生、防災に対してみんな100%防ごうと頑張ってしまうから、大事なことが抜けてしまうことがあるので、”減災”の意識がいいと思うのです。

出典:NHK
しかし、鎌田先生、富士山だけでなく日本全体の火山に対する備えは後手に回ってると考えているそうです。
現在、噴火の可能性がある活火山は日本全国に111あるのだが、対応するべき火山学者は40人ほどしかいないことが特にということ。
観測は機械が24時間体制でやっているからいいが、いざ噴火の時に司令塔になる火山学者が地元にいないことが危険ということ。
という現状ことで、わたしたち一般市民も火山の事を、火山が起きた時の対策を、知っておくべきだと身に沁みました。
火山灰は上下水道に捨てないように!
<Sponserd Link>
コメントを残す