地震で起った時の同時多発火災は通常時の火災と同じイメージではない!! 初期消火で多発を減らそう。

地震時の大規模多発火災のCG

2019年12月1日~8日、NHKは”体感 首都直下地震ウイーク”として、総力をあげて防災減災の必要性を訴えてましたが、2019年12月3日(火)の「生きるスキル」は”火災からのサバイバル”。

直下型地震時の火災の様子CG

出典:NHK

以前、フジテレビ「救命病棟24時」の第三シリーズで阪神・淡路大震災時に消防隊員が消化活動に向かわなくてはいけない途中で、救命を求められ、その結果初期消火ができず、多くの命を失うことになったという話があり、わたしはそのドラマで涙を流したことがあるのですが、では「どうすればいいの?」というところが明確ではありませんでした。

今回の「生きるスキル」は”火災からのサバイバル”を見て地震火災を甘くみていた自分に対して反省の気持ちが。

田中直樹さんもわたしと同じく甘く見ていて、そういった方は多いのではないかと。

ありがたい番組なのでまとめます。
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地震時の大規模多発火災を生き抜くスキルを

地震の大規模火災はどう怖い

風速10m/時の場合に炎の移動スピードは200m/時に対して、大人の大人が歩くスピードは4,000m/時なので、20倍の速さなのです。

が、この数字を地震の大規模多発火災に当てはめて考えていいのでしょうか?

火災の移動速度と人間の歩く速度

出典:NHK

そうです。よくはありません。

その理由は大きく3つあります。

1,地上の人からは火元が見づらく避難すべき方向がわからないのです。

阪神・淡路大震災時の地上から見える火災

出典:NHK

2,地震の時は至るところから突然、火の手が上がります。

仮に遠くで煙が上がっているからと安心してはいけません。不意打ちのように突然大きな炎が上がることがあるのです。

すぐそばの一見、平穏そうな家も室内では、今まさに炎が燃え広がろうとしているかもしれません。

外からは見えない家の中で火災が起こっているかも

出典:NHK

3,倒壊家屋に道をふさがれ避難が困難になります。

阪神・淡路大震災後

出典:NHK

阪神・淡路大震災の時にもあったのですが、逃げようとしても、周りの家が倒れこんで、

わずかに通れる道に人が密集する

出典:NHK

最終的には、わずかに通れる道に人が密集し、大混乱になってしますのです。

では、生きるスキルについては以下に。
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避難場所と避難所は違う

指定された避難場所にできるだけ早く逃げる

目安は約500m先に2本以上煙が見えたら避難を開始することです。

500mは徒歩7〜8分の距離ということ。

また、避難場所と避難所は違います。

今回のケースは避難場所に一時的に逃げるのです。

避難場所

出典:NHK

避難場所とは災害時一時的に逃げ込み安全を確保する場所で、公園園や大学の敷地など熱や煙から身を守るスペースが確保されていいます。

避難所

出典:NHK

避難所は自宅での生活が困難になった人が滞在する場所で、学校の体育館や公民館などが割り当てられています。
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できる初期消火をしないと人災に広がるという思いを

地震の時は断水していることが多く、小さな火を消化できないことで街全体が燃えてしまうほどまでになったことが。

地震火災は消火器で初期消火をすることを頭にいれておくことが重要です。

消火器の使い方

1,安全ピンを抜く

安全ピンを抜く

出典:NHK

2,ノズルを火に向ける(重要)

炎の先の方ではなく根本に向けて噴射することが大切です。

ノズルを火に向ける

出典:NHK

3,レバーを強く握る

レバーを強く握る

出典:NHK

火が消えたら、強く握った手を緩めると噴射が止まります。

室内での初期消化はやめるべきタイミングを間違うと炎に巻かれることに!

1,揺れているときは初期消火よりも身の安全を最優先に

揺れてる時は身の安全の確保が最優先

出典:NHK

2,大声で火災を知らせ、助けを求めることです。

大声で助けを求める

出典:NHK

心理学的には声を出すことで、冷静さを保つこともできるそうです。

3,初期消火にはやめるべきタイミングがあることを知っておく

初期消火は炎の高さが自分の目の高さを越すようになったらあきらめてください。この高さになったらすぐに逃げてください。数十秒で天井に届いて、数分で部屋中火の海になってしまいます。

下記動画を見ていただくことで、室内での炎の広がりの速さがわかります。

 

 

4,煙が先に来て、視界が奪われることを知っておく

火災の時は最初に広がって迫ってくるのは煙。

ものすごい刺激の強いガスが入ってますので、手ぬぐいやハンカチ、タオルで口を覆いながら逃げることが大事なのです。

上記動画の後半で田中さんがVRで煙から逃げようとした時の様子がありますが、煙の怖さがわかります。
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最後に

停電が復旧した際におこる通電火災は地震から数日経ってから起ることがあることがあります。

今年の台風19号が接近してきた際に、メディアや各自治体から注意喚起がありましたので、ブレーカーを落としておくことが必要なことを認識されている方も増えています。

しかし、不在時にブレーカーを落とすことができないこともあります。

そういった時のために、感震ブレーカーというものがありますので、上記動画を参考にしてください。

防火対策をするしないで、家族ばかりでなく周りの住人の命にも関わってくるのです。

ちなみに、わたしが住む品川区では木造住宅密集地域のうち、特に改善が必要な地区にお住まいの方に対して「感震ブレーカー」設置にかかる経費の一部を補助があります。(対象の地区のみですが)

品川区感震ブレーカー補助

出典:NHK

災害後、被害について自治体を責めることは簡単です。が、事前にこういった情報にアンテナを張っておくことをやっていたのかということを振り返り、わたしたち一人一人が反省することも、防災意識を高めることにつながると考えます。

NHKの”体感 首都直下地震ウイーク”で、自分自身で反省し、今まで以上に真剣に防災について考えるきっかけをつくっていただけました。ありがたいことです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK