2018年8月4日放送のNHK「助けてきわめびと」のきわめびとは歯科医師の是枝伸子(これえだ・のぶこ)さん。
日々、歯の治療を行い、口元の悩みの相談を受けるなかで、若々しい顔が取り戻せる(個人差はあります。)顔の下半分にこだわった独自のトレーニング法を考案された方です。
老け顔はおでこ、目元、口元、首のしわ、顔全体のしみなどが原因だと考えますが、アゴなど顔の輪郭も大きく影響しているようです。
是枝先生のトレーニングは顔の下半分の見え方で若々しい顔を大きく印象つけるというものです。器具や道具など使わずに簡単にできて、効果が見込めるということで、ご紹介したいと思います。
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目次
顔の下半分で決まる! “老け顔”解消トレーニング
若いか老けてるか顔の下半分で大きく違う
顔が老けるのは年のせいだからしょうがないと考えてしまいますが、実は顔が老けて見えるのは、顔下半分が下がってしまうことが大きな原因です。
顔下半分が下がってきているということは、筋肉の衰えからきているのです。
ということは、中高年の方も顔の筋肉を鍛えれば、顔の下半分が引き上がり、若々しい顔が取り戻せますよね。(個人差はあります。)
まずは、印象の違いが顔上半分と下半分の比率でわかることができます。

出典:NHK
若々しい顔の比率は、眉頭から鼻の下までの長さを1としたときに、鼻の下からあごまでの下半分の長さが、0.85~0.95で、老け顔”は、下半分の長さが、1.1から1.2と間延びしています。
老け顔”解消トレーニングは、この顔の下半分の比率を下げる運動なのです 。
顔の筋肉を鍛えて、顔下半分を引き上げる方法
モダイオラスほぐし
口角の横に、顔の筋肉が集まるモダイオラス(口角結節)と呼ばれる場所があります。

出典:NHK
口の中に指を入れ、モダイオラスをつかんでほぐしてあげると、凝り固まった顔の筋肉が動きやすくなり、顔をひきあげる筋肉もその本来の力を取り戻すのです。
1回30秒ほど。1日2回が目安。強くしすぎないように注意しましょう。

出典:NHK
あ・い・う運動
顔の筋肉をほぐしたら、あ・い・う運動で顔の筋肉を鍛えましょう。
頬に添えた指をバーベルに見立てて、顔の筋肉で持ち上げます。「あ」「い」「う」それぞれの運動を1日10回、1か月ほど続ければ、顔の下半分が引き上がり、若々しい顔の比率に近づきます。(※個人差はあります)
あ運動

出典:NHK
目尻の下に指を添え、添えた指を頬で持ち上げるように、「あ~」と言いながら、筋肉を引き上げましょう。(口角のあたりからこめかみに向かう大頬骨筋(だいきょうこつきん」を意識して、上の前歯が8本以上見えるように。眉間にしわが寄らないように気をつけましょう。)
い運動

出典:NHK
黒目の下に指を添え、頬の真ん中を引き上げるように「い~」と言いながら、上唇を上げましょう。(上唇のあたりからこめかみに伸びる小頬骨筋(しょうきょうこつきん)を意識して、上の前歯が6本以上見えるように。眉間にしわが寄らないように気をつけましょう。)
う運動

出典:NHK
人差し指を小鼻の脇に添え、小鼻の横を縦に伸びる「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」を意識して、「う~」と言いながら、上下の唇を前に突き出し、添えた指を頬で持ち上げましょう。(眉間にしわがよらないように気をつけましょう。)
実例
実際に是枝先生のところにいらっしゃった相談者の実例があります。
30代の時の相談者の写真はアゴがシャープな印象で、ほうれい線が気になりませんでした。

出典:NHK
そして、現在。
最初に、口の中に指を入れ、モダイオラスをつかんでほぐしてあげます。その後、あ・い・う運動を。全体で1時間のトレーニングを行います。

出典:NHK
是枝先生のトレーニングを受ける前が左、受けた後が右です。口角があがり、フェイスラインも少しシャープに見えます。

出典:NHK
さて、顔の上半分と下半分の比率はどうなったでしょう。

出典:NHK
トレーニング前の顔上半分と下半分の比率は1:1.24⇒1:1.11となりました。
使ってない顔の筋肉をほぐして、運動を1時間するだけでこのように改善はありますが、続けないと戻っていきますので、継続していくことが大切だそうです。
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最後に
たったこれだけを毎日2回で老け顔防止ににもなるんだったらわたしもやってみようと思います。得した気分です。
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