2019年4月9日の”美と若さの新常識~カラダのヒミツ~”のテーマは痩せるカギは“脂肪細胞”を小さくすることであるということ。
「でも、細胞レベルのを小さくするってどうやってやればいいの?」と思いますよね。
しかし、脂肪細胞は油をため込む細胞だが、その働きを変化させることができれば、蓄えた油を逆に燃やして小さくしてくれることがわかったのです。
その働きを変化をさせる成分が海藻に含まれるフコキサンチン。カロテノイド(天然色素)の一つです。
では、フコキサンチンで脂肪細胞が小さくなるメカニズムとどの海藻を、どのくらい摂取すればいいのかが番組で放送されておりましたので、紹介します。
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目次
フコキサンチンを気にするだけで痩せる
フコキサンチンで細胞脂肪が小さくなるメカニズム
脂肪細胞には脂肪の合成・分解・蓄積を行う役割があります。そして脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。
白色脂肪細胞の特徴として体内に取り込んだ脂肪を大量に蓄え、脂肪量が増大すると肥満になります。しかも、一度増えた白色脂肪細胞は基本的に減ることはありません。
褐色脂肪細胞の特徴として余分な脂肪をエネルギーとして放出します。しかし、一度減った褐色細胞は基本的に増えることはないのです。
褐色脂肪細胞の中には熱を生み出すヒーターのような役割をするたんぱく質があり、寒さを感じると温めるためにヒーターが活性化し、自分の中にある油を使って熱を作るのです。自分の中の油で足りなくなると、白色脂肪細胞の油も使って熱を作りだし、全体の脂肪を小さくしてくれるのです。
カロテノイド(天然色素)の一つであるフコキサンチンは白色脂肪細胞の中にヒーターを発生させ褐色脂肪細胞のような細胞に変身させることが明らかになってきたのです。
変身した白色脂肪細胞は褐色脂肪細胞とともに働き、周りの脂肪細胞ひとつひとつを小さくしてくれる働きをするのです。
フコキサンチンで細胞脂肪が小さくなる実証実験
フコキサンチンが脂肪細胞を小さくする役割をすることのメカニズムはわかりました。
実際本当に脂肪細胞は小さくなるのか?
マウスでの実証実験が行われてます。
高脂肪食を与えたマウスと高脂肪食とフコキサンチン(ここでは黄金の液体)を与えたマウスの25日後の脂肪量を比較したところ、
高脂肪食を与えたマウスは7グラムで、高脂肪食とフコキサンチンを与えたマウスは3.5グラムでした。
フコキサンチンが脂肪細胞の増大を抑えた結果となりました。
フコキサンチンは何の食材にどのくらい含まれているのか?
フコキサンチンは身近な海藻にどのくらい含まれているのか?
乾燥重量1グラム当りに、もずく0.16ミリグラム、昆布0.17ミリグラム、わかめ0.7ミリグラム、ひじき1.8ミリグラム、そして一番多く含まれるのは新常識食材であるアカモクの3.7ミリグラムです。
アカモクはひじきの2倍!
前大学農学生命科学部 准教授の前多隼人先生がもずくで市販されている1パック、わかめで2グラム程度でお味噌汁1杯を毎日食べれば充分とのこと。
水溶性ではなく、油溶性なので、ドレッシングなどで食べると吸収がいいそうです。
ところで、フコキサンチンは熱に強いのでしょうか?ということですが、80℃ぐらいのお湯に1時間加熱くらいなら安定しておりますが、100℃だと劣化するということでした。
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最後に
アカモクは漁業をされてる方にとっては邪魔な存在なのでしょうが、通販ショップで取り寄せて調べると毎日食べるにはちょっと高めな感じがします。
手ごろで、すぐ手に入るひじきを毎日食べるのがいいかなと思ってます。
実際に昼ご飯の時にコンビニのひじき大豆を買って食べることが多いので、最近体重が安定している要因の一つかもしれません。
毎日少し食べるくらいで痩せれるなら継続できそうですね。
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