2020年4月8日(水)の「あさイチ」は”コリや痛みを撃退!首の筋肉攻略法”でした。
どうにかしたいと思っていた首のコリから起こる肩コリ、目の疲れ、頭痛を改善ができるというとても興味深い放送内容。
首のコリ解消のために、自分で揉みすぎたり、回しすぎたりすると、逆に傷めたりするので、怖い感じもあります。かといって、軽すぎるとあまり効いてない気も。

出典:NHK
今回は、ちょうどいい首コリほぐし方法を、首の筋肉別のコリからくる症状別に紹介してくれていました。
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首の筋肉ごとに効果的なストレッチのやり方がある!
首の中斜角筋のコリほぐしで肩コリ改善
針治療で中斜角筋に低周波を流すと
東京大学医学部附属病院の鍼灸のスペシャリスト粕谷大智先生は数多くの肩コリ患者を診ていくうちに中斜角筋に注目し、研究を行ってきました。
10年以上肩こりに悩む加藤さんは肩甲骨周りに特に肩こりを感じています。そうした肩甲骨周りのひどい肩コリで粕谷先生が決まって鍼を指す場所があります。それは肩ではなく首なのです。

出典:NHK
「特に肩甲骨の内側のコリの原因が首にある」と言うこと。

出典:NHK
そして、首の中斜角筋に鍼を刺し低周波を流すと、肩がピクピクと動きます。
中斜角筋に低周波を流したら肩が動くのは、中斜角筋の間を貫いて通る神経が肩や背中に向かって網目状に伸び、肩コリにつながる広範囲のつながっているからなのです。

出典:NHK
そのため、姿勢が悪くなり中斜角筋が凝ると、肩や背中につながる神経が圧迫され、肩と背中の筋肉も凝ってしまうということがわかってきました。
筋肉の硬い、柔らかいを色にて見てみる(赤が柔らかく、青が硬い)と、

出典:NHK
実際に中斜角筋に低周波を流すした後は、

出典:NHK
肩も背中も赤の部分が増えます。筋肉は柔らかくなっているということです。
簡単にできる中斜角筋のストレッチ
鍼灸治療ができるところは限られてますので、簡単にできるストレッチがあります。

出典:NHK

出典:NHK
片手を背中に置き、手と反対側に顔を真横に1,2,3で息を吐きながらゆっくり倒し、3秒で戻すだけです。1回あたり3往復。スマホを長時間使った後にやると効果的なのです。
そして、スタジオで近江アナ、コロナ感染対策のため映像で大吉さん、華丸さんもやってますので、下記動画を見ながら一緒にやってみてください。
ストレッチの前に肩を10回回す準備運動をした方がいいみたいです。
何度やっても構わないので気が付いた時にやってみていいのですが、手にしびれを感じたら止めて下さいと。
首のコリが深い場合、自宅でできる中斜角筋のお灸
さらに効果的なものとしてお灸があります。首のコリが深い方は中斜角筋に。
あごの付け根の部分に指を3本当てて、3本目の指のところに来るのが喉仏の下の部分なので、そこから首を横に向けて辿っていくと大きな筋があるところを乗り越えてくぼんだ部分にお灸をすると効果があるのです。

出典:NHK
1日1回が目安で、3日間やったら1日に休んでください。
体への負担が大きくので、4日連続では行わないようにということ。
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首の後頭下筋群のコリをほぐしで目の疲れが改善
後頭下筋群と目の関係性
首の筋肉は複雑で何層にも重なっています。その層の奥にあるのが後頭下筋群で、ほとんど模型もなく、注目されていなかった筋肉でしたが、近年の医療機器の進歩により今まで知られてなかった後頭下筋群の重要性がわかってきたのです。

出典:NHK
後頭下筋群は後頭部にある顔の微妙な動きを支えている4つの筋肉で、実は目と一緒に協調して動き、目の疲れと大きく関係しているということでした。

出典:NHK
スマホを20分使うだけで、後頭下筋群が上記のように硬くなっているのですが、ご本人はつらいとか、硬いとか、重いとか、頭が痛いとか、自覚がないということ。
自覚ないので、後頭下筋群の中に神経や血管があるので、血管の血流障害、神経の圧迫などの不調を起こすまでになりやすいのです。
後頭下筋群をほぐすストレッチ
そこで、後頭下筋群をほぐすストレッチがあるのです。
まず、前提として後頭下筋群は小さくて繊細な筋肉のため、ストレッチを行う時に30度以内の小さい範囲で動かすというのが重要ということです。
30度以上動かし過ぎると、胸鎖乳突筋と言う前側の筋肉がたくさんはたらいてしまうと後頭下筋群をほぐす効果がでにくいということです。
仰向け寝で目を閉じて行うとより効果的。
①イヤイヤ運動
ゆっくりと3秒かけて、顔を横に2、30度(肩が見える直前ぐらい)向けていき、3秒かけて戻していきます。
1日10回の1セット
②うなずき運動
ゆっくりと3秒かけて、顔を2、30度上けていき、3秒かけて戻していきます。
1日10回の1セット
③枕押し運動

出典:NHK
目を閉じて、頭の後ろで手を組み、その組んだ手に向かって、頭を3秒押し付ける。3秒後力を抜く。
1日10回の1セット
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首の胸鎖乳突筋のコリほぐしで頭痛、めまいが改善
首の胸鎖乳突筋のコリで頭痛が発生
胸鎖乳突筋は簡単に見つけることができます。大きく横を向いて、ちょっとあごを下に向けると出てくるこれですと、下記画像で指の先に胸鎖乳突筋です。
この胸鎖乳突筋が凝ると頭痛を引き起こす可能性があるんです。

出典:NHK
姿勢が悪くなり、首が傾くと、胸鎖乳突筋の血流が悪くなって筋肉が凝り固まります。
凝り固まった筋肉から痛みを誘発する物質が発生、それが神経を刺激し、離れた頭部の痛みを引き起こすというのです。

出典:NHK
最新の研究によると、その痛みがでるのが上記画像の青い部分。もし、この青い部分が慢性的に痛む方は胸鎖乳突筋が凝っていないかチェックしてみてください。
胸鎖乳突筋をほぐすストレッチ
該当する方は
肩が上がらないように、片方の手で反対側の肩を抑えます。
あごを上に向け、顔を手と反対側に頭を倒します。

出典:NHK
このまま15秒間キープします。息をするのを忘れないように。15秒経ったらゆっくりと戻す

出典:NHK
鎖骨と耳の後ろを遠ざけるような意識で。
一往復を朝・昼・晩1回ずつを行うのが目安です。

出典:NHK
胸鎖乳突筋と頭蓋骨がくっつく付け根の部分の指圧でも効果的。
首の胸鎖乳突筋のコリでめまい発生することも
胸鎖乳突筋のコリでめまいとも深い関わりがあるのです。

出典:NHK
胸鎖乳突筋の下には自律神経が集中しているので、胸鎖乳突筋が凝ってしまうと、自律神経が刺激され、耳や平衡器官の血流低下し、めまいを引き起こしやすくなると考えられています。
頸性(けいせい)めまいというもので、首のコリの治療を受けてる方、少しずつ改善がみられるということです。

出典:NHK

出典:NHK
頸性(けいせい)めまいは耳や脳に異常がなかった場合に、初めて診断候補として挙がるということ。だから、一般的に知られていなかったのです。
首を上下にするとフラフラ・フワフワしたり、首や肩の凝りが代表的な症状で、後頭部からの頭痛や胃腸の不調・動悸が自律神経の乱れで起こることがありますので、覚えておいてください。
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最後に
睡眠の質には結構満足しているのわたしですが、特に起床時に首が非常に凝ってる感じがあり、ちょうどどうにかしたいと思っていたのです。
しかも、目が疲れやすくなってたので、30度以上動かさない後頭下筋群のストレッチはうれしい情報でした。
また、肩や背中、頭に起こる症状で首の凝ってる筋肉が違い、筋肉にあったストレッチを知ることができたので、今後に活かしたいですね。
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