2020年7月6日(月)NHK「あさイチ」は”“唾液力”低下に要注意!”
外出自粛によるストレスや、暑さによる脱水状態で、“唾液力”が弱っている人が多い可能性があり、「虫歯ができた」「口臭が強くなった」「かぜをひきやすくなった」となってる方も多いのです。

出典:NHK
では、どうしたら唾液の質と量を高めることができるの?
普段、考えたことない方が多いと思いますが、あさイチで質と量を高める方法を紹介してましたので、まとめてみました。
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目次
唾液の質と量を高めて、口臭予防、虫歯予防、免疫力改善
唾液の働き
唾液は口の中だけではなく、全身に良い影響をもたらしているので、”天然の万能薬”とも言われています
唾液には大きく4つの働きがあります。
- 細菌やウィルスの侵入を最前線で防ぐ
- 歯の修復(虫歯のごく初期なら、唾液の力で自然と元の状態に治るのです)
- 消化を助ける
- 老化やがんの原因の一つである活性酸素を減少させる
唾液の質と量が低下していると、働きが弱くなるので、高めなくてはいけません。
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唾液の質を高めて免疫力アップ
唾液にはIgA(免疫グロブリンA)という免疫抗体が含まれています。
そのIgAの数値が高い方が唾液の質が高く、免疫力が高いということです。

出典:NHK
まずは、チェックシートで自分の生活から唾液の質が多い、少ないの目安を知ることができます。

出典:NHK
「はい」が3つ以上あると、唾液の質が低下している可能性があるということ。
では、どうしたら高めることができるのか?

出典:NHK
IgAを高めるためには、ヨーグルト(100g程度)や発酵食品を毎日摂って、体をほぐす程度の軽い運動を生活に取り入れるだけです。

出典:NHK
保里アナウンサーが3週間続けることで、IgAが約2.5倍になったのです。(保里アナウンサー、ヨーグルトは普段から食べてたけど、毎日欠かさずたべるようにしたということ)
36人の方を対象にし、12週間IgAアップ生活を行った実験で数値は約3.5倍になったという結果が得られてます。

出典:NHK
腸内環境を整えることで、唾液のIgAがアップするということなのです。
ヨーグルトは腸内に2,3日しか留まらないので、毎日摂取することが腸内環境を整えることになるということですね。
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唾液の量が多くでるテクニック
見るだけで唾液の量を増やすことができる

出典:NHK
梅干しやレモンが口に入っていること想するだけで過去の記憶から脳がすっぱいと。
そして反射的に唾液がでるのです。
飲むだけで唾液を増やすことができる簡単ドリンク
飲むだけで唾液を増やすことができる簡単ドリンクとは、細かく刻んだ昆布30gを500mlの水に1日つけておいたうまみドリンクのこと。

出典:NHK
1日10回ほど口をゆすげばいいのです。

出典:NHK
飲んでもいいですが、口の中で30~60秒味わうことが大切です。そうした方が効果的なのです。
実際、このうまみドリンクでドライマウスの患者の8割が改善したというすごいドリンクなのです。
唾液がよくでる料理のテクニック
よくかむための料理テクニックが紹介されていました。
食材は大きめに切る(3cmくらいの乱切りに)
かみ応えのある食材を使う(鶏肉は皮つきのモモ肉を使う)
柔らかい料理にも一工夫(卵焼きに干しエビを入れたり、ちくわにキュウリを入れたり)
干しエビを入れてない卵焼きは噛む回数は17回でしたが、干しエビを入れた卵焼きは48回と3倍になってました。
料理テクニック以外に食べる姿勢もかむ回数に影響するということ。
足を床につけて、姿勢を良くして食べることでかむ回数は増えるのです。足をつけてないと猫背になりあごが窮屈でかむ回数がすくなくなってしまうということです。
唾液をよくだすツボ押し
口の周りには舌下腺、顎下腺、耳下腺という唾液腺があります。

出典:NHK
唾液腺を押すことで唾液がでてくるのです。

出典:NHK
オススメは耳下腺を3本の指でゆっくり回すように1,2分押すといいそうです。
即効性があるのですが、持続性があるわけではないということです。
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まとめ
うまみドリングの研究成果は世界的に権威のある科学雑誌「nature(ネイチャー)」にもとりあげらたということ。

出典:NHK
昆布のうまみ成分は脳をリラックスさせる物質を作ることができ、唾液がでやすくなるということなのです。
そして、酸味よりも長く唾液が出続けてるというのです。

出典:NHK
うまみドリンク、すごいです。
ガムをかむこともいいと思ってましたが、この放送でうまみドリンクの方がいいと思いました。
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