江戸幕府、黒船再来航に備えお台場に海上要塞を設けたが、戦ったら勝てたのか?佐藤二朗率いる歴史探偵がAIシミュレーションで解明!

佐藤二朗爆笑

2020年3月25日(水)NHK「歴史探偵」の2回目の放送”黒船来航”がありました。1回目の放送同様俳優の佐藤二朗さんが歴史探偵事務所所長として、ちょいちょい盛り上げてくれました。

 

歴史探偵所長の佐藤二朗がしょっぱなから笑いを

出典:NHK

しょっぱなから、秘書の渡邊佐和子アナウンサーが「黒船来航と言いますと、海外から日本にやってきた人が旋風を巻き起こすってこともあるじゃないですか」と言うと、二朗さん「リア・ディゾン」と、渡邊アナ「そこですか~」と笑ってしまい、さらに二朗さん「グラビア界の黒船、わたしも随分目に焼き付けた」「そんな話いいんだよ」とwww

しかし、第1回目も見ましたが、実際は歴史に関しての真面目な番組なのです。

アメリカなど諸外国に太刀打ちできないから、しょうがなく開国したというようなことを教科書で習ったのですが、黒船が攻めてきたら、一致団結して討伐する覚悟があったという記録があり、強力な要塞も作っていたことが。

その要塞とは”台場”のこと。
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衝撃の事実、台場VS黒船艦隊はどちらが勝った?!

要塞、台場とはどんなものだったのか?

近田アナウンサーが調査のため、お台場に。

フジテレビ

出典:NHK

さらに、高いところに上って台場の位置と江戸の位置と、全体を見たいということで、NHKの番組なのにフジテレビに。

幕末、台場は全部で6つ設けられました。現存するのは第3、第6の台場。江戸の海岸線からの距離は2㎞、侵入しようとする船を遮るよう築かれています。お台場は江戸を守る最後の砦だったのです。

鉄壁の防御力

当時のお台場の土手のイメージ

出典:NHK

台場は外側に高さ10mの土手があり、外側に比べ内側が低く作られている構造が守りの要だったのです。土手があることで大砲の攻撃ダメージを抑えることができるのです。

お台場に配置されていた大砲

出典:NHK

高台には一つの台場につきだいたい30門の(当時)世界最大級の大砲が配備されていました。

弾よけ土塁

出典:NHK

砲弾が土手を直撃した時も弾除け土塁があるので、隣まで被害が及びにくいのです。

攻撃力

第3台場は四角形ですが、海に浮かぶ第6台場は五角形と形が違います。実は第3台場だけ四角形で、この配置にお台場の攻撃力の秘密が隠されているのです。

戦後間もないのお台場を空から撮影した写真

出典:NHK

第3台場以外が五角形なのは、水深が深い江戸に至る唯一の航路が江戸湾の西側にあり、戦闘時には外国船もこの航路で侵入してくると考えられたため、そこに攻撃が集中できるようにするためだったのです。

水深が深い江戸に至る唯一の航路が江戸湾の西側

出典:NHK

この時代世界の海を制覇したイギリス海軍が「江戸湾の要塞、お台場への攻撃は途方もない代償を払うことになり、極めて困難である」と分析していたのです。

お台場VS黒船艦隊のAIによる軍事シミュレーションの結果

お台場と黒船艦隊の仮想決選を、軍事シミュレーションの第一人者古市昌一さん、数学シミュレーションの粟飯原萌さん、現役海上自衛官の川上智さん、軍時史の専門家朝川道夫さんの各分野のエキスパートの4人でAIを使って検証して頂きました。

 

AIに打ち込むための条件を洗い出しとして、まず注目すべきことは江戸湾の水深でした。

お台場の前4kmには水深5mの浅さが広がっているので、黒船は座礁の危険があり、これより先に侵入できないのです。

しかも、黒船の大砲は有効射程1,500mなので、お台場には全く届かないのです。

お台場周りは浅瀬なので船が侵入不可

出典:NHK

唯一深くなっている侵入ルートを使えば、黒船も侵入できるのですが、黒船の大砲はほとんどが船の左右にあり、前方には撃ちにくいので、お台場への攻撃はほぼ不可能なのです。

しかし、アメリカは浅瀬に侵入できるボートを持っており、有効射程1,500mのボート・ホウイッツル砲を積んでおりました。その大砲は多数の鉄球が飛び散り、周囲に大きな被害を与えることが出来る武器でしたので、このボートで台場に攻め込むことも可能です。

お台場には死角があった

出典:NHK

そして、お台場の弱点として、江戸への侵入航路へは攻撃を集中できますが、東側は手薄で死角があり、攻め落とされる可能性がありました。

など、2ヶ月をかけて準備し、いよいよ仮想決戦。

戦いのはどうなったのでしょうか? 経過、結果は下記動画で。

 

戦闘開始からわずか1時間でアメリカが撤退しました。
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予想外に早く、お台場ができる前にペリーが再来航

1854年1月、黒船が想定より早く再来航したので、お台場が3つしか完成していなかったのです。

ペリーの再来が日本の想定より数ヶ月早かったからなのです。ロシア艦隊がペリー1度目の来航の直後に日本に姿を現したことに焦って前倒しで2度目の来航を強行したのです。

では、お台場が3つしかなかった場合は黒船艦隊に勝つことができたのでしょうか?

お台場が集中砲火を受ける

出典:NHK

 

お台場が3つしかなかった場合の仮想決戦では攻め落とされる可能性が高いという結果が。

ペリーは幕府に求めに応じなければ戦争になるということで、開国と貿易の要求を突きつけました。
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実は老中阿部正弘と長州藩の幻の作戦があった

実は、老中首座の阿部正弘は起死回生の策を練っていたのです。

長州藩の家老の日記と阿部正弘に提出した作戦計画書を徹底分析したところ、船で警衛できないかと老中から長州藩に対しての諮問に対して長州藩は実現のためには多くの船(大船50艘、小舟200艘でアメリカのボートの6倍)が必要と回答しています。

当時、小舟は江戸湾で大量に使われていたので、確保しやすかったのです。

奇襲

出典:NHK

お台場の側には川からのはない流れが通っており、それに乗れば敵に一気に近づき、奇襲をかけることができるのです。

武士は個人個人の戦闘力が相当高いので、接近戦で相手を制圧するという策です。

では、この作戦で黒船に勝つことはできるのでしょうか?

3度目のAIによる戦闘シミュレーションで検討することに。

 

作戦が実行された場合、日本がアメリカを圧倒するという結果が導かれました。
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日米和親条約

貿易については拒否することを明言し、譲れない一線を示しました。

しかし、アメリカの船が下田、函館で石炭や水、食料等の物資の供給が可能とすることで、真摯に対応することを示したのです。

アメリカとの戦争を望んでいないというシグナルを送りました。

 

お台場など強力な要塞があった港はわずかで、ほかの港や町を攻撃されるとひとたまりもなく、今回アメリカを追い払えたとしてもロシアやイギリスなどが攻め込んでくる可能性があったことを考えた答えを幕府は出し、3月3日に日米和親条約を結んだのです。

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最後に

実は、佐藤二朗さん、フジテレビの採用試験で落ちていたと言うと、渡邊佐和子アナウンサーも近田雄一アナウンサーも実は2度落ちていたという事実が番組内で発覚!

近田アナウンサー、フジテレビ2度落ちた

出典:NHK

二朗さん、リクルートを1日で退職した話を「嵐にしやがれ」でされてましたが、フジテレビも受けていた歴史を持っていたんですね。

そう考えたら二朗さん、学業成績よかったんですね、きっと。スゲー。
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1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK