自粛とマスク着用(英紙賞賛)は日本の同調圧力の賜物。withコロナ時代の迅速な意思決定に適してる!

納得できる同調圧力

新型コロナウィルス感染流行は第2波は少しずつ落ち着きつつある傾向です。

第1波の時より多くの感染者数が日々発表されてましたが、ここまで主に、政府や各自治体からの自粛要請と国民一人一人の手洗いとマスク着用でここまで抑え込めていることは世界的に珍しいことです。

自粛警察

出典:NHK

2020年7月12日放送のNHK Eテレ「ズームバック×オチアイ」第3回、”“自粛”の半歩先”にて、落合陽一さんと番組制作者が、過去を考察し”半歩先の未来”のヒントに言及してましたので、紹介します。

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コロナ禍から見えてきた、複雑なツール(SNS)出現で手が回ってなかった日本の強み、同調圧力

日本、世界的に珍しい自粛とマスク着用で感染対策対応

コロナ禍で日本に住む人々に要請された自粛。自主的に外出や人とのふれあいを制限することでした。

実はこの自粛は世界的には珍しいことなのです。

ロックダウンなど法による規制をおこなった国

出典:NHK

世界を見ると、120ヶ国以上がいわゆるロックダウンなど法による強制的な行動変容を促しました。

しかし、日本では緊急事態宣言が発令されると、外出自粛が瞬く間に浸透、その後も様々な形での自粛が行われています。

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マスクをする不思議な国が、コロナ禍では称賛

そして、その中で外出時に必要不可欠になったのがマスクです。

なぜ日本人はマスクをするの?

出典:NHK

元々みんながマスクをする不思議な国として外国にとらえられていた日本。

しかし、コロナ感染拡大以降、マスクに懐疑的な諸外国もその必要性を認識。

早い時期からマスクをすべきだった

出典:NHK

イギリスの新聞ガーディアンは、一斉にマスクを付ける日本人の姿を取り上げ、「我々も早い時期にそうすべきだった」と、その姿勢を高く評価し、「他人にうつさない利他的であり続けた国」と称賛しています。

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マスクの一般的な普及の時に欧米と日本の違いが

スペイン風邪時、欧米でのマスクの広まりはあまり…

そもそもマスクが人類の生活に身近なものになったのはいつ頃なのか?

今回その歴史を紐どくことで、興味深い事実が浮かび上がってきました。

今から100年前、ヨーロッパで死者200万人以上に上ったスペイン風邪。

防ぐためやっていけない行動を示します。そして、メッセージフィルムが残っています。

「体調が悪ければバスに乗らない」「くしゃみが止まらなければ人混みを避ける」「近づきすぎない」普段の行動の自粛を訴えました。

どうしても外出せざるを得ない時には、ハンカチや布でマスクを手作りすればいい。

今見ても今見ても理にかなったメッセージが詰まったこのメッセージフィルム、じかし当時はほとんど反響がありませんでした。

感染が拡大するなかでもパリの劇場では公演を続行。

第一次世界大戦とスペイン風邪

出典:NHK

スペイン風邪を研究した歴史学者ダイアン・プクランによると「長かった第一次世界大戦が終わりつつあった当時、人々は行動を制限せず、日常を謳歌することを選んだ」と言います。

今回のコロナ禍でも個人の自由を優先してマスクをしない人が、特にアメリカで社会問題となりました。

そもそも欧米では自粛は浸透しにくいのでしょうか?

スペイン風邪時、日本ではマスクが広まる

欧米の発想と日本の発想とはだいぶズレがありますが、では、なぜ日本ではマスクが広まったのでしょうか?

日本でもスペイン風邪が起点。しかし、

欧米と違い、マスクの効果が認識されて、感冒の時はマスクをつけると言うのが広まったのです。

スペイン風邪の時のポスター

出典:NHK

その頃の日本のポスターは、マスクしないと(他人に)うつりますよということがメイン。「手放しに咳をされたら堪らない」と人にうつさないことに力を置いてるという。

人々を動かしたのは、人にうつさないという意識

瞬く間に日本中でマスクが広まりました。

日本では、この後も感染症流行のたびにマスクが使われ続けました。

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先の見えづらいwithコロナの時代は、空気を読み合うことがアドバンテージになる

しかし、今の日本人は「利他」とは別のベクトルが働いていると落合さんは指摘します。

「マスクをするのは、利他的であらねば自分がつるし上げるから利他的であるという、非常に利己的な理由だと思います」「マスクをつけることで『社会の一員です認めてください』」という。

日本人は空気だけで生きている

出典:NHK

今回のような非常時、様々な自粛を行うことを後押ししてきた日本の空気

落合陽一の頭の中

出典:NHK

空気を読むという言葉はネガティブに使われることも多いが、もっと社会に活かしていくことはできるのだろうか?

落合さんは考えを組み立てていきます。

お互いの家族の事だったり、人生の事だったり、その人が興味ある事だったり、全て知っているような仲間内だけで済むことができるような仕事が、大きい案件をこなせるようになってきた。

空気を読み合う力

出典:NHK

今までは、巨大な企業と企業で事が進んできたビジネスの現場。

先の読みにくいwithコロナの時代では、迅速な意思決定が必要となり、小さなチーム単位でのビジネスをする機会が増える

その時に空気を読み合う力は大きなアドバンテージになる。

同調圧力

出典:NHK

同調圧力とは、特定のグループで意志決定を行い少数意見を持つ人達に対し、暗黙の裡に多数意見に誘導することです。

俺とお前の仲だろ」という暗黙の了解に基づく関係、馴れ合いや緊張感を失うマイナス面もありながら、その同調圧力が社会の前提として共有されてきた日本ですが、それ(同調圧力)以上に複雑なシステムになると、手が回らなくなったり、複雑な道具になると進まなくなったりしているのです。

他社の排除につながる

出典:NHK

ずっと、同じ同調圧力の中にいた人が、複雑な道具を手にした途端、個々の世界をもつようになります。

それでも前と同じく同調圧力を求めてしまった結果、相手が違うことが許せず、他者の排除へとつながってしまうのです。

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SNS登場で人類が未だかつてない時代に

落合さんがこの複雑な道具の最大の例とするのがインターネット上のSNS誰もが世界に向けて自分を発信するようになったことで、世界の在り方を根底から変えてしまったと。

SNSで全員が全員放送局になったら、違う世界に移行したのです。

アンディ・ウォーホルが今を予見したような言葉

出典:NHK

アメリカのポップアートの旗手アンディ・ウォーホルはケーブルテレビが登場し、メディアの爆発的増殖が始まりだした1968年、「未来にはきっと、誰でも世界的な有名人になれるだろう」「15分間ならね」と今を予見するような言葉を。

そして、現在、実際に人と違ったことをやって目立ちたいという思いが、行き過ぎてしまったり、一つのつぶやきが意図せぬ数の怒りと憎しみに塗りつぶされてしまったり、アンディ・ウォーホルが唱えた未来をSNSの炎上という、いびつな形で叶えてしまった。

逆に、何をつぶやいてもAIからの優しいレスばかりのSNSも過剰な同調圧力。

同調圧力は偉大なる虚無

出典:NHK

落合さん「同調圧力は偉大なる虚無」と。

いつでもどこでも世界とつながってると言うのは気のせいで、つながってない自分は存在しうる。

 
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他人に追従するだけでない自分を持つことはできる?

緊急性の高い情報については、みんなが知りたがるあまりに事実かどうかはあやふやなまま拡散されて行ってしまう。

リテラシーが高いと思われる層

出典:NHK

リテラシー(理解力)が高いと思い込まれてる層が、同調圧力をけん引していたりもします。
同調圧力のオピニオンリーダー、大衆先導型になってしまいやすいのです。

今、SNSのフォロワーの多さなどで発言力が可視化され、少数意見が圧殺されることも多い中、どうすれば、他人に追従するだけでない自分を持つことができるのか?

落合さん「今こそ、仲間うちでの結束を求める日本的な同調圧力を積極的に利用すべき」と。

自分が納得できる同調圧力をコミュニティに動く」「内輪の空気を変えてい行かなければというわけではない」

「違う同調圧力に飛び込めば、もっと違うコミュニティに属すればコミュニティごとに違う自分がいてもいい」「仕事でも」「遊びでも」

「いじめられてつらい子がいたら、学校に行かずに違うコミュニティに属する」「それが昔は厳選だったのかもしれないけど、それが減ってるのでインターネット上で解決していくというのも正しいアプローチかもしれない」

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最後に

日本人特有の精神が切り拓くこれからの未来は、適度に同調圧力が働くコミュニティでの同調圧力のメリット(チームワークが良い、迅速に意思決定できるなど)を活かしていくこと。

個人は過度な同調圧力のコミュニティからはいつでも抜けて、新しい適度に自分に合った同調圧力に属することをやっていく。

孤独に暮らす時間を

出典:NHK

そのためには、他人に追従するだけでない客観視できる自分を持つことが大事で、この世界から断絶する瞬間を意図的に作る。

孤独に暮らす時間を何%か持つことで、見えてくるということではないかと。

日本人特有の同調圧力はこのままなので、活かしていく方向で。しかし、空気は読むけど、空気に捉われ過ぎてもキツイ、程よく空気を捉えることに移っていく、世界と自分は常につながってるわけでもないのだからというふうにわたしは捉えました。

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CY

1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK