がんの光免疫療法の第1例目患者(国立がん研究センター東病院)の治療後経過具合を”ガイアの夜明け”で!

胃がんや食道がんに光免疫療法を実用化する研究開始

2021年2月9日、テレビ東京「ガイアの夜明け」でがんに薬とレーザー光を使って、がん細胞だけを狙い撃ちできるという”光免疫療法”の世界に先駆けた日本での第一例目を独占取材、放送。

世界初の光免疫療法

出典:テレビ東京

がんの代表的な治療法には大きく患部を切除する手術、全身を対象とした治療ができ、手術が出来ないがんにも効く可能性がある抗がん剤治療、放射線を直接がんにあてて破壊する3つあります。
しかし、どれも何らかの副作用が出る可能性があり、体への負担が大きいのです。

そんな中、日本人研究者小林久隆さんが30年近くの歳月をかけて生み出した、光を当ててがん細胞だけを狙い撃ちし、しかも副作用がほとんどないと言われる新たな治療注目の治療法が世界に先駆けて日本ではじまりました。

その新たな治療の現場に”ガイアの夜明け”のカメラが入った取材が放送されましたので、記事にします。

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2021年春には全国約20病院でがんの光免疫療法が!

光でがんを破壊し、免疫を上げる療法「光免疫療法」について

アメリカ国立衛生研究所(メリーランド州)の中にアメリカの国立がん研究者があります。

小林久隆さん

出典:テレビ東京

そこで研究を続けている小林久隆さんが新たながん治療の生みの親です。

光を使う治療で、がんの細胞だけを体の中で壊せる”光免疫治療”はいったいどういった療法なのでしょうか?

レーザー光

出典:テレビ東京

光免疫に必要なものは、テレビのリモコンなどに使われているものなどに近いレーザー光と特別な薬剤です。

まずは、この特別な薬剤を点滴で体に入れます。この薬剤はがん細胞にだけ集まる性質を持っています。

その薬剤が集まったところ(がん細胞)にレーザー光を当てると、薬剤の成分が化学反応を起こしがん細胞を破壊するのです。

その時に正常な細胞はほとんど死ぬことなく、がん細胞しか破壊されないのです。となると、免疫細胞もほぼすべて残るので、体にダメージが少ない、副作用も理論的には非常に少ない治療になっているのです。

照射前後

出典:テレビ東京

実験でレーザー光を照射するとがん細胞だけ破裂し、正常なほかの細胞にはほとんど変化が見られないことがわかっています。(上の画像をご参照の程)

破裂したがんの情報を免疫細胞が取り込み、その情報を元に新たな免疫細胞が生まれ、がんに対する免疫力が向上すると言います。

 

 

この章の一連は上の動画でみることができますので、合わせてみて頂くとイメージしやすいと思います。



世界に先駆けた第一例目のがんの光免疫療法

2020年9月、光免疫療法が承認、実用化に

2013年からとして光免疫療法の研究を私財を投じて支援していた楽天三木谷さんは楽天メディカルが事業認可取得しておりましたが、7年後の2020年9月光免疫療法が承認、実用化される大きな一歩を踏み出したのです。

光免疫療法の承認

出典:テレビ東京

これで、世界に先駆けて日本で治療が可能になりました。

以前からの光免疫療法が最良のがん治療となっていくと知り、実は記事にしていました。「米大統領(2012年オバマ)が紹介したがん細胞を破壊する光免疫療法が日本で患者登録開始。ここまで来た!

よろしければ。

第一例目患者の光免疫療法前

第一例目患者

出典:テレビ東京

第一例目患者は3度目のがんと闘う50代の女性でした。

10年前に咽頭がんが発覚、手術で声帯ごと摘出しました。

依頼、筆談で会話。

しかし、4年前に再発し、手術・抗がん剤・放射線治療で治療してきましたが、一昨年3度目のがんが発覚したのです。

国立がん研究センター東病院篠崎先生

出典:テレビ東京

主治医の国立がん研究センター東病院篠崎医師に病状を聞いてみたところ、

少し赤く見える辺りが全部がん

出典:テレビ東京

「喉の突き当りのところに塊がある少し赤く見える辺りが全部がん」と、広範囲に広がっていることがわかりました。

さらに「2回の切除手術と抗がん剤も保険治療で使えるものは使っているが、それでもがんが出てきてしまっているので光免疫療法が最後の治療かなと」

頭頸部がんのみ

出典:テレビ東京

今、光免疫療法で治療が見つめられているのは首から上に出来るがん(脳や眼球を除く)、頭頸部がんのみです。それも、局所で再発・進行したがん患者だけが対象です。

“ガイアの夜明け”放送での光免疫治療の現場

2021年1月14日、国立がん研究センター東病院での第一例目の現場に”ガイアの夜明け”のカメラだけが立ち会うことを許可されたということ。

その一部始終は下の動画でぜひ見てください。

 

照射時間は5分なので、処置時間が短いのがわかります。この点でも患者への負担が大きく減らせておりすばらしい治療方法です。

治療後の経過

赤いところもほとんどなくなった

出典:テレビ東京

篠崎医師「周りの赤いところもほとんどなくなった」「(真ん中あたりの)白く薄くくっついているものがかさぶたで、あと2~4週間で消えて、キレイなピンク色の粘膜になるのではないかと考えています」

喜ぶ患者さん

出典:テレビ東京

その話を聞いて、治療を受けた女性に笑顔が。

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最後に

光免疫療法の費用

出典:テレビ東京

今回の治療は保険と高額医療制度を利用し、約13万円。経過をみながら繰り返し受けることも可能です。

2021年春、光免疫療法は全国約20ヶ所の病院に拡大

出典:テレビ東京

また、1月下旬に広島市で西日本の医療関係者向けの説明会が開かれていました。今は限られた病院だけですが、今春には全国約20ヶ所の病院に拡大予定です。

一覧を以下に。

【すでに治療を開始している施設】

・愛知県がんセンター病院、国立がん研究センター東病院、東京医科大学病院

【治療開始予定施設】

・大阪国際がんセンター、大阪大学病院、岡山大学病院、関西医科大学病院、九州大学病院、京都大学病院、久留米大学病院、神戸大学病院、埼玉医科大学国際医療センター、東京医科歯科大学病院、鳥取大学病院、広島大学病院、北海道大学病院、宮城県立がんセンター、横浜市立大学病院

引用:Medical Tribune

 

胃がんや食道がんに光免疫療法を実用化する研究開始されているということです。

現在は第5のがん治療ですが、近い将来第1になる可能性は高いのではないかと感じました。

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1970年長崎県五島生まれ 現在、家族は妻、息子の2人 品川区在住、品川区勤務 好きな作家:池井戸潤、伊坂幸太郎、真山仁 好きなドラマ:救命病棟24時、医龍 好きな映画:グローリー 好きな女優:石田ゆり子、イングリッド・バーグマン 好きなスニーカーメーカー:PATRICK