2021年2月3日(水)NHK「ガッテン」は”たった2分で血圧低下!?ミクロの“ツボ”刺激で魔法のガス大活躍”でした。
魔法のガス?酸素でも吸入するということかと思って見てましたら、血液内で多く発生させることができるNO(一酸化窒素)のことでした。
窒素と言うと、いいイメージがなかったのですが、今回の「ガッテン」で真逆ということがわかります。
わたくしごとですが、3ヶ月前から血圧の数値が今までより高くなったので、サントリー胡麻麦茶飲みはじめましたが、もっと手軽な方法があるということで、早速記事にしてみました。
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医学界が注目の血管を拡張させるNO(一酸化窒素)がスゴイ!
血圧が5人中5人下がった!2分間のニギニギ。
血圧が高いと50~60歳のお悩みの方5名にこの2分で血圧を下げる方法をやってもらったところ、

出典:NHK
上の血圧平均が22.2も低下した結果になりました。

出典:NHK
個々のデータは上の画像の通りです。
5人全員、血圧が下がっていたのです。
たった2分間、何をやったら血圧が下がるのでしょうか?

出典:NHK
たったこれだけで下がるの?と思われますが、このニギニギの効果はやった直後に変え鵜圧が下がるだけではなく、やり続けると普段の血圧もニギニギする前より下げることができるのです。
5名の方に、毎日朝晩1回ずつニギニギを続けてもらいました。

出典:NHK
4週間後に5人中4人が血圧が下がっていました。
どうして下がったでしょうか?
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NO(一酸化窒素)が血管内に多く発生し、血管が拡張したから
NO(一酸化窒素)が血管を拡張させていた
それはNO(一酸化窒素)の効果なのです。

出典:NHK
一酸化窒素は排気ガスに含まれる大気汚染物質として名前を聞いたことがある方が多いと思われます。
あまりいいイメージではない、体に悪そうなこのガスが頭のてっぺんからつま先まで全身で健康のために超役に立っていることがわかったきたのです。
NO(一酸化窒素)の主な効果は、血管を拡張させることで、脱毛症、狭心症、胃腸障害、男性機能低下などを改善させるための治療として、近年注目されてきました。
そして今、新たに認知症や新型コロナウイルス感染症の治療においても効果があると期待され、研究が進められているのです。
NO(一酸化窒素)の効果についてわかったきたのは近年なのですが、実はノーベルがダイナマイトを発明したことから派生して薬(ニトログリセリン)ができていたということ。
その内容について、NOヒストリーとして番組で紹介されてました。下の動画で見ることが出来ます。
ダイナマイトの誕生から100年以上経って、NO(一酸化窒素)の効果がわかったということなのです。

出典:NHK
上の画像は、ニトログリセリン投与前に比べて、投与後は血管が約20%拡張したということを示してます。
血液の通り道が広がったということなのです。
ニトログリセリンが分解されて発生するNO(一酸化窒素)は天然血管拡張剤なのです。
だから、血圧が下がるのです。
ニギニギにより血流が増え、NO(一酸化窒素)が体内で多く発生
実は、ニトログリセリンを服用しないでも体内で少しできているNO(一酸化窒素)の量を増やすことはできます。
その内の一つがニギニギです。
ニギニギによって血流が良くなるとNO(一酸化窒素)のツボが刺激され、多く発生するメカニズムということです。
このメカニズムについては下の動画で見ていただくとわかりやすいと思います。
ニギニギの方法
手を心臓より下の位置に置き、1秒に1回のペースで、片手を軽く握ります。
姿勢は立っていても、座っていても大丈夫です。
両手でやると血流が急に増えすぎ、血圧が急上昇する恐れがあります。 必ず片手ずつやってください。
息をとめて行うと血圧が上がることがあります。自然な呼吸を続けてください。
60秒間、無理せず続けられる力で続けたら、少し休憩、もう片方の手で60秒間、1.と同じ動作を繰り返します
右手1分、左手1分を1セット。1日1~2セット、毎日行ってください。
ニギニギのやり方は下の動画で見ればイメージしやすいです。
また、ニギニギ以外にも大きく血流を良くしてNO(一酸化窒素)を増やす方法と体内のNO(一酸化窒素)を生み出す酵素を活性化させる方法がそれぞれいくつもあるので、参考までに下記に。
・ニギニギ
・タオルグリップ
・温泉、お風呂
・マッサージ
・有酸素運動

出典:NHK
体内のNO(一酸化窒素)を生み出す酵素を活性化させる
・青魚
・緑茶
・緑黄色野菜
・ピーナッツ
・女性ホルモン
・ブラックチョコレート
・赤ワイン(目安はグラス1杯)
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NO(一酸化窒素)の血管拡張効果は色んなところで効果をみせはじめている
NO(一酸化窒素)が新型コロナウィルス治療の精神的な治療が試験的にはじまってる例
新型コロナウィルスで35万人以上が亡くなっているアメリカのボストンマサチューセッツ総合病院ではNO(一酸化窒素)を使った新型コロナの精神的な治療が試験的にはじまっています。
この治療に関しての動画は下の動画で見てください。
症状の一つである呼吸困難がNO(一酸化窒素)を吸入することで解消されるということなのです。
しかも、重大な副作用が1件も報告されてないということで安全な治療なのです。
NOが認知症治療で効果を注目されている例
これまで困難とされてきた認知症の治療でも効果が注目され、一部人での臨床試験がはじまっているのです。
東北大学病院では、NO(一酸化窒素)を吸入するのではなく、超音波で患者の脳内でNO(一酸化窒素)を増やす方法で認知機能が改善されているというデータがあります。
認知症のマウスの実験結果。
脳内の血流量が増えたことがわかってます。

出典:NHK
認知症のマウスの脳の細胞の中で、茶色い粒がアルツハイマー型認知症の原因ですが、治療によって血流が良くなると、できにくくなることがわかってきています。

出典:NHK
この治療の内容は下の動画で見ることができます。
NO(一酸化窒素)が血管新生も誘導することができるということで、3年後に実用化を目指しているそうです。
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最後に
胡麻ペプチドを含んだトクホ飲料サントリー胡麻麦茶で血圧対策もいいと思いますが、
もっと手軽にお金もかからない健康方法、ニギニギを試してみてはいかがでしょうか?
ニギニギで血流量が増え、NO(一酸化窒素)で血管拡張の良い循環ができれば粘液が増え、乾燥症候群改善にもつながると思います。
そのメカニズムに関しては「ドライマウスなどドライシンドローム(乾燥症候群)を改善させる入浴法が簡単!しかも体の内側から潤してくれる。」の記事をアップしていますので、そちらで詳しくわかりますので、よろしければ。

出典:NHK
ともあれ、NO(一酸化窒素)が血管拡張させ、体にいい効果をもたらすことに関してガッテンしました。
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