今日、2020年2月6日(木)から韓国で開かれるフィギュアスケートの四大陸選手権の前日に、羽生結弦選手が使用するプログラムを平昌オリンピックで金メダルを獲得した時のものに戻したことについて、「もう少しだけ、この子たちの力を借りてもいいかなと思った」と変更にあたっての心境を語ったそうです。
平昌オリンピックの羽生結弦選手の演技は、自身だけでなく、今までのメダリストも絶賛する領域を超えた演技だったことを認めているということを話している番組が先月あったばかりでした。
2020年1月14日(火)の「アナザーストーリーズ」ですが、2019年1月29日(火)の再放送で、”羽生結弦 オリンピック連覇 ~メダリストたちが語る“最強”伝説~”。
フィギュアスケートで五輪連覇を達成した羽生結弦選手。あの歴史的快挙の真価と秘話を、3人の超一流が明かしたこの放送をもう一度見たくなりました。

出典:NHK
その3人とは、フィギアスケートオリンピック二大会連続金メダルの最初に成し遂げた今は89歳のレジェンド ディック・バトン、皇帝 エフゲニー・プルシェンコ、ライバルでもあり親友のハビエル・フェルナンデスなのです。
もしかしたら、羽生結弦選手は今、最強ではないかもしれませんが、みんなで最強の時のイメージを思い返して、今回勝っても負けても、みんなで羽生結弦選手のすばらしさを共有しましょう。
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目次
羽生結弦選手の演技は五輪連覇レジェンド、皇帝、ライバルが認めるもの!
66年前に五輪を連覇した伝説の選手ディック・バトンが賞賛したポイント!
「彼のジャンプの一番見るべきポイントはスピードだ。ジャンプに入る時と出る時のスピードが変わらない。そんな選手はまずいない。」

出典:NHK
「見たかい?『跳びましたよ!』なんてアピールはしない。他の選手は難しいジャンプを跳び終わると終わった感が出ちゃうけど、彼は切れ目なくシンプルに演技を続けている。」
「結果なんておまけだよ。わたしの評価基準は演技がちゃんと劇場になっているかどうか。独創的で、お客を呼べる劇場にね」「羽生結弦の演技は、そういう意味では最高だ。みんなをうっとりさせる。満員御礼間違いなしだね」

出典:NHK
「はるかに人を惹きつける演技になっていたね。よりシンプルなのに、より伝わるものがある。点数なんて関係ない。この大舞台で見せる最高の劇場を見せてくれたと思うよ。これぞ、金を超えてダイヤモンド級の演技だ。」
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フィギアスケート界の皇帝、プルシェンコは羽生結弦選手に対する思い

出典:NHK
「ゆづるがソチオリンピックで金メダルをとった後、『引退しない。次も出る』と言ってくれて飛び上がるほど嬉しかった」

出典:NHK
「私が去っても彼が参加し続けることでオリンピックという最高の戦いのレベルが保たれる」
「ゆづるはわかっているんだ。最高の演技は試合でしか出来ないこと」「そしてフィギュアスケートの世界にオリンピックチャンピオンになる以上の喜びは絶対にないってことをね」
「頂点の選手が1番貪欲なんだから負けるわけがない」
「連覇がどれだけ難しいのかわたしは身を持って知っているけど誰かがやるとしたら世界にゆづるしかいない」
「だから僕はあのオリンピックでもゆづるがその場に立てさえすれば連覇は間違いないと断言していたんだよ。」
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表彰式直前、羽生選手が涙したハビエルの言葉とは?
「僕はそうなると(ゆづるがショートで1位)思っていましたよ」
「みんな ゆづるの復活に驚いていましたけど、彼なら やると思っていました」
「そして 僕は彼の背中を誰よりも近くから追いかける」
「『いいぞ 最高の戦いじゃないか』と思いましたね」
「ゆづるですよ」「僕のライバルはゆづるだけです。
「僕が完璧に…、完璧にプログラムをこなせば昌磨やネイサンには勝てる」
「でも、ゆづるは僕が完璧にプログラムをこなしても常に僕より高い得点を出しました」
「いつも少し上 少し上」「ぼくには彼の背中しか見えてませんでした」

出典:NHK

出典:NHK

出典:NHK
「そしてゆづるにこう言ったんです。『君と競えたことは 僕の誇りだ』『実は これが君と戦う 最後の試合なんだ』『僕は引退する』と」
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最後に
今回の四大陸選手権では、平昌オリンピックと同じプログラム(ショートプログラムショパン作曲「バラード第1番」、フリー「SEIMEI」)に戻す羽生結弦選手がまた見ることができます。
「自分らしく滑りたい」「二十何年間やってきたスポーツを考えた時、目指すものが違うと。やっぱり自分はジャンプと音楽の融合が好きなので」ということで。
また、今回から羽生結弦選手らしい滑りがはじまるので、もし、これから結果が出ない期間があっても応援しましょう。ディック・バトンが「結果なんておまけだよ。わたしの評価基準は演技がちゃんと劇場になっているかどうか。独創的で、お客を呼べる劇場にね」と、おっしゃってましたよね。

出典:NHK
わたしたちは羽生結弦選手には今まで感動を頂いたのだから。
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