2018年7月から毎週木曜21:00から綾野剛さん主演のドラマ「ハゲタカ」がはじまります。
【綾野剛】5/16(水)①
🔸テレビ朝日系 7月スタート
連続ドラマ「ハゲタカ」(木曜夜9時)出演発表❗⚫︎主演:鷲津政彦 役・綾野剛
⚫︎原作:真山仁『ハゲタカ』『ハゲタカⅡ』
⚫︎監督:和泉聖治
⚫︎脚本:古家和尚公式サイト(コメント掲載)https://t.co/3iTD7d6yKq#綾野剛 #ハゲタカ pic.twitter.com/Fn23sD5fZF
— 綾野剛 NEWS (@Antaeus_ayn) 2018年5月15日
わたしはプロフィールにも書きましたが真山仁さんの本が大好きで、その大好きときっかけとなったのが、NHKの土曜ドラマ枠で放送された「ハゲタカ」。放送時から話題沸騰し、この数年前大ヒットした「半沢直樹」は「ハゲタカ」の影響を受けてるのではと言われてるくらいの伝説の社会派ドラマです。
真山仁さんの「売国」「黙示」などもおもしろいのですが、「ハゲタカ」シリーズと比べるともう少しだけ物足りなくなるくらいインパクトがもの凄かった原作及びドラマです。
今回のテレ朝の「ハゲタカ」は1クールで鷲津の20年を描いたドラマとなるということなので、「グリード」での鷲津がドラマでみれるとうれしく思いながら、NHKドラマ「ハゲタカ」、鷲津政彦の魅力を紹介したいと思います。
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目次
NHKドラマ「ハゲタカ」及び鷲津政彦の魅力
魅力1、鷲津のセリフ
バブル崩壊、金融ビッグバン後、経済至上主義に向かう人といい意味で「これで良し」とあきらめていった人の二極化に進んでいく中で、前者の方には魅力あるセリフが随所にあり、ピックアップしました。
まず、日本企業世直しの思いが強い鷲津の本音が表れており、非常に多くの視聴者が共感したのではなかかと思います。
地獄だよ、日本は。生ぬるい地獄だ・・・
あなたが言った資本の論理って何ですか? きれいごと言っても金がなくちゃ何も始まらないってことでしょう。そんな当たり前のことに、ようやく気付き始めたんですよ。この国も。
目標はただひとつ。腐ったこの国を買い叩く・・・買い叩く・・・買い叩く!
晴れた日に傘を貸して、雨の日にとり上げるんだよね?今日は貸してくれるんだ・・・雨なのに。
死んだあとじゃ意味がない。 大木会長は、戦後日本経済のシンボルだ。 彼が生きているうちに、大空にメスを入れる。 今回のディールは、ホライズン・ジャパンにとっても 最大のディールなんだ。 プライドをかけ、我々の手で、日本を再生する。
政治家、官僚、大企業…腐りきった既得権益層がテーブルのまん中に居座り、馬鹿な国民はただそれをヘラヘラ見ているだけ…。そんな国がありますか?
効率化、効率化のあなたのかけ声の下、現場では人件費を切り詰め、1円単位のコスト削減を地道に積み重ねている。でも結局、そのすべてをあなたがゴミ箱に捨てたようなものだ。
俺は日本人の勤勉さや誠実さに誇りを持っている。このまま終わってたまるか。まだまだこの国は捨てたもんじゃない。
魅力2、鷲津のメガネ・服装
決して怖そうな目をしてるとはいえない大森南朋さんがこのフォルムのメガネをしないでスーツを着こなしていても鷲津っぽくない気がします。
ドラマをみた後だからなおさらそう思ってしまうのかもしれませんが・・・

出典:「ハゲタカ」公式HP
ドラマをみた後、初めて原作を読んだのですが、主人公鷲津は大森南朋さんではなく真山仁さんみたいな人をイメージしながら読んでました。(真山さんの容姿をみたことなかったのですが、なぜか?)
魅力3、音楽
ハゲタカの曲と言えば「ROAD TO REBIRTH~a Chainless Soul~」「His Wings」ですね。じーんと来るものがあります。
もしよろしければ、楽曲検定で視聴してみて下さい。
魅力4、キャスト
大森南朋、柴田恭兵、中尾彬、松田龍平、宇崎竜童、菅原文太、大杉漣、志賀廣太郎、栗山 千明、松重豊超実力派キャストで、非常にみ応えがありました。
また、ドラマでは恋愛など余計な要素が全くなかったので、原作での鷲津とリン・ハットフォードとの少しだけの男女の関係がすごく印象に残ってるんです。
原作「グリード」について少し
タイトルである「グリード」は強欲といった意味です。
真山さんは「グリード」を連載する前に日経ダイアモンドのインタビューに下記のように答えてます。
現代は成長の限界に直面しています。地球温暖化問題が象徴的ですが、先進国は成長の限界をどうとらえるのか、真剣に考えなければなりません。にもかかわらず、マネーという怪物が世界を席巻して成長幻想を植え付けている。「グリード」では、ハゲタカ本来のテーマを踏まえながら、文明論や、死生観などに移らざるをえませんね。
引用:DIAMOND ONLINEより
人を支配するのはマネー、強欲こそ善という信念に翳(かげ)りがさしてきた時代背景のもと、原作「グリード」で鷲津は「強欲におぼれた愚かなアメリカにお灸(きゅう)をすえてやるために参上した」と、大国アメリカに啖呵を切ってます。
真山さん自身の意気込みや真山さんが日本の方に望んでる思いがこの「グリード」という「ハゲタカ」シリーズの4段目でよく表れてる気がします。
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最後に
綾野剛さんが主演ということで、NHKドラマ「ハゲタカ」と同じぐらいスタイリッシュな鷲津を期待しているのですが、クランクインの綾野剛さん演じる鷲津の髪型・服装をみると微妙な感じですよね。
確かに綾野剛さん演じる鷲津の方が時代にあった服装・髪型に近いと言えばそうなんですが・・・
しかし、一番大切なのは内容ですので、「グリード」の鷲津をドラマ化してくれてると思いますので、ものすごく期待してます。
#ハゲタカ テレ朝でドラマ化か…… NHK版が私の中では✨ネ申✨なので、何かビミョーです……大森南朋さん柴田恭兵さん松田龍平さん、出ている役者さんたちが皆、唯一無二の存在感で。音楽も素晴らしくて、サントラ買ったくらい。NHK版再放送希望!(DVD持ってるけどw) pic.twitter.com/L74wr2tHkv
— Sally@徒然草庵 (@Sally_Club_Iris) 2018年5月15日
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